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富士フイルムが好調だ。その要因は柔軟性と絶妙なポートフォリオにあり。

先ほど載せた米債務上限問題は食いつきが悪かった。9人しか見てくれなかった。私はワードプレスで独自ブログを書いて、それをコピペしてポストプライムに載せている。ポストプライムに載せるのは、緊急性が必要とか動画を載せる以外はすべてワードプレスで書いた独自ブログです。 米債務上限問題も様々なニュース素材を参考にし、それを咀嚼して、自分の経験や予想を入れながら記事をつくりました。割と自信のある記事だったのですが評判は良くなかったです。自分の集客力のなさと、 米債務上限問題はまだ早すぎるテーマだったのが原因だと思います。もう少しすれば米債務上限問題は大騒ぎになると思うので、またその時に記事にします。

さて、本題の富士フイルムである。富士フイルムの株式セクターはどこでしょうか? 「精密機械でしょ!」 違います。 「電気機械でしょ!」 違います。 実は化学セクターなんだよね。意外でしょ。ネガフイルムや現像工程で必要になる液体が化学品なので化学セクターになったのだろう。

フイルムカメラからデジタルカメラに急速に代わりフイルムの売り上げが激減した。「富士フイルムはもう斜陽産業化しただろう」と言われるようになった。しかし富士フイルムにはフイルムの売り上げで築き上げた莫大なキャッシュと「写るんです」などの画期的な商品を生む柔軟さと複写機などの精密機械部門もあった。その莫大なキャッシュで着々と企業買収をし医療機器や薬品や半導体分野に進出してポートフォリオをバランスよく広げていった。デジタル分野はデータさえあれば模造されるが、化学分野は化学品のデータだけを盗まれても模造は難しい。化学分野は製造工程に経験や要領がいり、また全行程を盗まれないように工程を細分化し技術の流出阻止に力を入れた。そしてプリンター付カメラの「チェキ」なども紆余曲折はあったが、アナログ感が若者に受けて大ヒットしている。とにかく今の富士フイルムは化学と精密機械のバランスが絶妙なのだ。

富士フイルムは昭和時代にフイルムで築き上げた莫大なキャッシュを上手く使ったといえる。こんな柔軟な企業はめったにない。

富士フイルムが今どんな会社かを数式にしてみた。

(ジョンソン・エンド・ジョンソン÷6)+JSR+シャープ≒富士フイルム

である。その数式で余計分からなくなたぞと思った方に説明します。

薬品と医療機械を扱うジョンソンエンドジョンソンの6分の1、それに半導体部材を扱うJSRと複写機などを扱うシャープを足した企業です。

ジョンソンエンドジョンソンの選定に迷わなかったが規模を6分の1に補正した。JSRか日東電工にするか迷ったが日東電工は扱う部材が多いのでJSRを選定、シャープにするかキヤノンにするか迷ったがキヤノンは半導体露光装置も作っていて一級品のカメラもあり会社規模も大きいのでシャープを選定しました。

日米の株式に精通して投資歴も長い人には納得できる数式だと思います。

富士フイルムを表すもっと適切な企業や数式あればコメント下さい。

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