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アメリカは厳しい引き締めを急速にやり金利を一気に上げ、早期に景気後退を進めるハードランディングを選んだ。

アメリカはインフレ退治に投薬治療より大胆な手術を選んだようだ。どんな手を尽くしてもアメリカのインフレは収まらない。金融引き締めによって住宅価格が落ち着き、ドル高によって輸入物価も下がってきているが、抜本的なインフレは収まってない。ウクライナ紛争、OPECプラスの減産(ロシアが深く関与していると思う)、雇用のミスマッチによって一向にインフレは収まっていない。FRBのベストシナリオは「インフレが自然と終息し、低金利のまま景気後退は起こらず、バランスシートも改善」だと思う。しかしもうそんなのは無理だ。世界一の国土面積を持ち、資源、食糧が豊富なロシアが国際社会から締め出された。そのため世界中がインフレになり通貨高競争になっている。

アメリカ大統領になる第一条件は「ガソリン代を下げる」第二条件は「株価を上げる」である。

車社会のアメリカではエネルギーの基礎たるガソリン価格が一番重要なのである。株価は浮き沈みがあるので仕方がないと思っている。インフレ退治を取るか株価下落を取るかと迫られ、バイデン大統領はインフレ退治を選んだようだ。レバレッジをかけているハイテク、新興株には特に痛手である。

ここ一年位はアメリカの株価の上昇は見込めないが資源、農産物を自前で調達でき、基軸通貨でもあるドル高を考慮すればインフレ退治はできると思う。ウクライナ危機が続く限りアメリカ以外の国はインフレ退治はできないであろう。

昨日書いたブログでリバースレポの記事を書いたがいまいち伝わらなかったので補足します。尊敬する岡崎さんの図で解説します。

リバースレポは債権の売りオペである。通常はFRBが債権を買って銀行に金を振り込む。

リバースオペは逆にFRBが持っている債権を担保に銀行に金を貸してくれ(端的に言うと金を返してくれ、マネタリーベースをフルに使わせない)って事なんだ。この図からリバースレポにより市場から金を吸い上げているのがわかる。このリバースレポ強烈だよ。一気に市場から金がなくなるのだから、株が上がるわけない。

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