私は9月7の引け後、日野自動車の空売りを推奨する記事を書いた。
私の記事を読んで空売りした人は9月26日現在、すべての人が利益を出せてる状態だ。途中値上がりしてビックリして損切りした人もいたかもしれないが。そこはご勘弁を。
ただもうそろそろ空売りの利確をお願いします。空売りはコストもかかりますし2週間程度が潮時だと思います。そして一番大きな理由は日野自動車の特定株比率の多さと、浮動株比率の少なさにあります。 特定株比率 は70・3% 浮動株比率は2・5%です。ご存知の通りトヨタ自動車が日野自動車の株の50.1%もっているからこの特定株比率の多さにになっているわけです。特定株とは特定の大株主が保有していたり、提携関係を結ぶために保有されている株式で、流動性が低くほとんど売買が行われない株式のことです。そして空売りでは株の売買の出来高も重要になってきます。日野自動車の売買の出来高が少なくなってきています。これは少ない浮動株と信用取引だけでやっている証拠でであります。現物株を売りたい人はもう売ったといえます。
チャート的に見るとまだ下に行きそうですが、ここは欲張らず9月末までに利確をおねがします。空売りはチャートより特定株比率と出来高がより大事になってきます。
特定株比率が多いと株の下値に岩盤ができ、少々の事では株価は下がらなくなるります。
そして市場に出回る浮動株が少ないとちょっとした良いニュースで株価は大幅に上がる傾向にあります。カルピスで例えてみましょう。水を株としましょう、カルピス原液を良いニュースとしましょう。市場に出回る浮動株が多いと多い水になります。多い水にカルピス原液を少々入れても濃いカルピスはできませんよね。浮動株が少ないと少ない水になります。ちょっとカルピス原液を入れるだけで濃いカルピスになりますよね。
今まで全車種生産停止でしたが、10月か国交省からお墨付きをもらった車の生産始めます。およそ6割の車が生産できるようになります。生産できない残り4割の車のエンジン認証もトヨタが全面バックアップするそうです。良いニュースですよね。 日野自動車は悪いニュースはすべて織り込み済みです。悪いニュースには反応しないで良いニュースだけ反応するようになるでしょうね。こうなると空売りは危険です。
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