
日本はかつてほど円安メリットが無くなったと言われている。むしろ実生活では円安のデメリットの方が大きい。しかし円安によって潤う企業も沢山ある。輸送用機器(自動車)や競争力のある輸出企業も多い。私が円安メリットが大きいと思った銘柄は2つある。シマノとヤマハ発動機である。いずれも海外比率が90%以上で、業績も堅調である。シマノは有望であるが最低取引額が240万位なので、なかなか買えない。チャート的にも右肩下がりなどで除外する。一方のヤマハ発動機は最低取引価格が28万で買いやすい。チャート的にも三角持ち合いを上抜けて来ていて面白い。しかも実績PBR1.16倍、予想PER6.96倍と割安だ。
本家のヤマハとともにヤマハ発動機はとにかくセンスがよい、本家が楽器、ヤマハ発動機がバイクとマリンクルザーである。いずれも生活必需品ではなく嗜好品を扱っている。なんでもセンス良く器用に造るイメージがある。
でもアメリカは強烈なインフレで生活苦しいんでしょ?と思うかもしれないが、たしかに貧困層は苦しいかもしれない。ただアメリカは貧富の差が激しい国である。中間層がいなくなった日本と違って中間層も分厚い。中間層はバイクやジャットスキーを買い。富裕層はマリンクルザーなどを買う。会社側も業績も堅調で円安メリットもあり、自社株買いを実施するとIRで発表している。
円安を嘆く前にきっちりと円安メリット株を買おう、ヤマハ発動機は最近では珍しくオレンジサイダーの株主優待もある。株価の値上がりを楽しみながら配当のオレンジサイダーを飲もうではないか。
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