昨日「しまむら」の記事を書いた。 『好業績、好財務、高レーティングの「しまむら」にナゼ逆日歩がつくのか考察。』と言う記事だ。私自身が「しまむら」に逆日歩がついている事に疑問をもったので書いた記事だった。手前味噌になるがタイムリーな記事になったと喜んでいる。今日の「しまむら」の株価は約3%上昇している。売り方が降参して踏みあがっているのだろう。23日に8月の月次がリリースされた。西日本は酷暑、北日本は豪雨で悪いと思われていた8月月次が思ったほど悪化せず、天候を考慮すると大健闘の数字だった。昨日の株価の上げは微々たるものだったが、数字を咀嚼し精査するにつれ「しまむら」の強さを知り今日は売り方が降参した模様だ。記事を読んで「しまむら」買えた人はおめでとうございますと言いたい。
そこで今日は「しまむら」の強さを考察したいと思います。
「しまむら」はとにかく従業員を大切にする会社。
「しまむら」の創業者は「従業員の生活を大切にしていたら、自然といい会社になった」と仰っている。理想的な会社の発展だと思う。昨今のワンオペ、サービス残業で人件費と言う固定費を削ったデフレ企業とは違うのである。
「社員」「お客様」「取引先」「株主」「社会」にとって「いい会社」を造ります。
「しまむら」IRページを見ると
「社員」「お客様」「取引先」「株主」「社会」とって「いい会社」を造ります と出る。
まずは社員が大事、その次がお客様、取引先ときて四番目に株主なんだよね。別に株主を軽視しているわけでもなと私は思う。社員が生き生きしてないと少子化の日本では人手不足で生き残っていけないと思う。今は人を大事にしないといい会社は造れない。
女性の管理職が多いホワイト企業。
私の知り合いも「しまむら」で店長やっている。参観日とかも申請すれば休みをとれて、とても自由度も高くやりがいのある仕事だっと言っている。ちまたのスーパーとかでは女性が多いが管理職は男性ばかりの企業があるが「しまむら」は能力とやる気さえあれば女性の管理職になれるのだ。まさにホワイト企業だと思う。
物価高の今の時代にマッチしている「しまむら」
今はエネルギーと食料のコアの物価が上がっている。所得の上がりは鈍く、年金はほぼ固定だ。 使えるキャッシュは少ない。そこで低価格で高品質の「しまむら」の出番である。人件費を削って利益を上げるのではなく、的確な商品納入能力と価格設定能力で「しまむら」は持続可能で社員に負担をかけない 「いい会社」を造ってくれるとおもう。これからもその精神で頑張ってほしい。
訂正 エネルギーと食料 を除くのがコアの物価です。 いつも間違える。というかエネルギーと食料がコア物価の方がしっくりくるとおもいますが、いかがなものでしょう?
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