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インフレはどうも短期では収まらないようだ。対策として「価格支配力がある強い企業」「物価連動債ETF」などを勧める。

どうもインフレは短期では治まらない様子だ。各国の中央銀行からも「短期のインフレ」から「短期」と言う文字が消えた。要因は脱炭素社会を目指す上でエネルギー価格の上昇は抑えられない事とコロナでの人々の考え方の変化にあると思う。しかし日本はデフレじゃないかと言う人もいるかもしれない。それは価格決定能力のない小規模事業者が赤字スレスレの価格で納品してるからである、いわゆるゾンビ企業だ。企業物価が上がっているのに小売価格に転嫁できない状態なのだ。しかし有名どころの定番商品はほとんど値上がりしているしガソリン価格も高騰、タバコは値上げしている。日本はゾンビ企業と人口減が絡んだいびつなインフレだと思う。

その対策としやはり「価格支配力のある企業の株を買う」と言うのが一番のインフレ対策だと思う。強力なブランド力、圧倒的な機能とシェア、ライバルのいないニッチ産業、などの企業が価格支配力がある。古いやり方だが私はそんな銘柄を四季報を丹念に読んで見つける。そこに出てきたワードを検索して価格決定力や世界シェアなどをみる。 強力なブランド力 だと資生堂、 圧倒的な機能とシェア だと信越化学、 ライバルのいないニッチ産業医だと外科治療機器などを扱うマニーなどが代表例だ。インフレになるとそんな価格支配力のある銘柄を買おう。

そしてもう一つ「物価連動債ETF」などもお勧めだ。 物価連動債 は満期までの利率が変わらない一方、物価上昇率が大きくなると元本が増え、インフレに強い金融商品とされる。10月には、アメリカの物価連動債を中心に運用する主要ETFへの資金流入額が月間最高となる5000億円強に達した。年初からの通算流入額は4兆円近くに及ぶという。

日本では物価連動債ETFはオンライン証券を通じて「iシェアーズTIPS ETF(ティッカーTIP US)」「バンガード短期インフレーションプロテクテッド・セキュリティーズETF(ティッカーVTIP US)」2本の購入が可能。両ETFの配当を含む過去1年のリターンはプラス6.5%である。選択肢の一つとして検討あれ。

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