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銘柄を分析して成長性に賭ける長期投資家に参考になる、さわかみファンドの上位組み入れトップ20。

さわかみファンドの基本は長期投資だ会社の成長性や事業形態を分析して、割安の時に買うスタイルだ。20年あまりの投資実績は日経平均の倍のパフォーマンスをたたき出している。投資先はほぼ日本株で(約90%が日本株)未来の社会が豊かにような銘柄に投資をしている。短期のテクニカルでは動かない。そして組み入れに東証一部が多く、電気機器、機械、化学、精密機器セクターが多いのも特徴だ。

それではさわかみファンドの組み入れトップ20を見ていこう。

さわかみファンドHPより

トップ3が日本電産、ダイキン工業、信越化学工業である。このトップ3だけで、いかにさわかみファンドの眼力が確かか分る。これを長期投資してるのだから利が乗ってると思う。テルモ、浜松ホトニクスも面白い、普通のファンドならバランスを考えてここらへんに航空株とか電力株入れてくる筈だ。面白いのは11位にINPEX(国際石油帝石)を入れている事だ。つまらないファンドだとSDGsだとか言って INPEX を入れてこない、燃料やエネルギーとしての石油消費は少なくなるけど(環境には良い事だが)化学製品の原料としては石油は絶対必要だと思う。14位のディスコ 15位の三浦工業、16位のHOYAも渋い。ディスコは半導体切断と研磨 三浦工業はボイラーの設置とメンテナンス HOYAは高級レンズと稼ぐ力のある銘柄だ。

まぁ見事なポートフォリオである。

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