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コングロマリットディスカウント上手にやれば問題なし。

コングロマリットディスカウントとは多くの産業を抱える複合企業(コングロマリット)の企業価値が、各事業ごとの企業価値の合計よりも小さい状態のことを指す。上手にやればその心配はなしだと思う。まず日立製作所だ緩やかかなアライアンス方式を採用してコングロマリットディスカウントを解消した。GEも緩やかなアライアンス方式で コングロマリットディスカウントを解消を目指すと思う。日立が出来て東芝が出来ない筈はないけど、粉飾決算の債務超過でそれも難しくなった(ライブドアがダメで東芝はセーフと言うダブルスタンダードがそもそもの原因、東芝の粉飾決算はそもそも司法が介入すべき事例であった)。

東芝の分割(スピンアウト)はアクティビスト主導で行われている。従業員の気持ちや国益は無視だ。

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日本でも成功例のあるスピンアウト

数は少ないが日本でもスピンアウトの成功例がある。古河財閥のファナックである。古河財閥→富士通→ファナックと言う成功例がある。ファナックは1972年5月、富士通の計算制御部から、富士通の子会社として独立した。期待されてたのか将来性ないと思われてたのか富士通のFAとロボット部門としてスピンアウトして山梨県の忍野村に本社を構えた( 忍野って村にある事は、初めは期待されてなかったのだろう)今でいう島流し的な扱いだったろう(山流しか)それが山梨の山の中で鍛えに鍛えて、今ではコア30銘柄である。そして「黄色い精鋭集団」と言われ地域経済に多大な恩恵をもたらしている。

もしファナックが富士通や古河電気工業の一部門だったらこれだけの隆盛はなかった。

もしファナックが富士通や古河電気工業の一部門だったらこれだけの隆盛はなかったし、コア30にも選ばれなかったと思う。 さらにイメージカラーをあの奇抜な黄色のカラーにはしなかった筈だ。田舎でのびのび育った良さがでた。今では世界企業になったまれなケースだ。

東洋経済より ファナック

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