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三菱UFJ、今期純利益は1兆0500億円と7年ぶりに最高益を更新。

銀行にはまず金利上昇と言う追い風が吹いてる。金融保険セクターではうれしい風である。金利と言うのは5年とか10年長いスパンで変動する。この追い風は長らく吹いて、数年は金融保険セクターの株価は安定するだろう。三菱UFJでまず目を引くのは期初に3500億円と想定していた与信関係費用が1500億円にとどまる見通しとなったことだ。コロナの収束が大きかったと思われる。与信関係費用は179億円の戻し益となった。貸し出し利ざやは国内中小企業では下げ止まり、大企業や海外向けは改善傾向にある。

そして発行済み株式総数の2.33%に相当する1500億円の自社株買いと1株当たり27円から28円に増配を発表した。5大メガバンクもそれぞれ好調の決算を発表していたが、三菱UFJはメガバンクの中で少し抜けていたが、他のメガバンクを周回遅れにする力強さがある。それもこれもリーマンショック時にモルガンスタンレーを買ったおかげだ。初期は苦戦したが今は持ち分法適用会社の米モルガン・スタンレーの利益貢献が大きい。リスクを取った企業(人)には相応の報いがあって当然である。

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銀行株はチャート分析が難しい。

三井物産のように好決算後下落する事はないと思われるが、銀行はチャート分析が難しい分野でもある。単純な売上高とか利益では測れない物がある。全体相場の勢いで上がったり下がったりする。

四季報より  三菱UFJ

一応5、25、75の移動平均は上回っているけど、このチャートを分析するのは難しい。モーメンタムについて行くのが賢明か。ただ長期的に買いなのは確かだ。

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