ナンシー関、稀代の批評家だったと思う。ウィキペディアによれば“独特の観察眼による「テレビ批評」とその挿絵に入れた著名人の似顔絵「消しゴム版画」で社会そのものを批評していた。世界初の消しゴム版画家である。”とある。
私ならこう書く「鋭い視点で社会を批評し、人物の内面を巧みにあぶり出す。それを版画と言うビジュアルで表現し、視覚的にもその人物の内面を表現する。版画には消しゴムを用いる。(注釈 世界で最初の消しゴム版画家と言われている)」
私はウィキペディアよりナンシー関を評価している。
表現した人間の「エグミ」「軽薄さ」「安さ」を見事に表現している。
私の好きな版画で蓮舫がある。

見事な分析力である。これ、蓮舫が国会議員になる前に書いたものである。蓮舫の持つ「エグミ」 「軽薄さ」「安さ」 を見事に表現している。ふき出しも「社会派バカ」と秀逸である。「2位じゃだめなんですか?」の蓮舫である。GAFAだけの時価総額が日本全体の時価総額より上である。圧倒的世界一の凄さを見たら、そりゃ2位じゃ話にならないでしょうと思う。
あのナンシー関が今年のコロナと五輪と選挙をどう表現するか見てみたかった。橋本聖子 丸川大臣 小池知事 小泉進次郎 竹中平蔵と今年の題材は豊作だ。 鋭い批評を見てみたかった。
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