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ビットコイン先物ETFをSECが承認の見込みだが、現物拠出型ETFかリンク債型ETFかが問題。

ビットコイン先物ETFがSECから承認されそうだ。ビットコインならびにアルトコインホルダーにとっては朗報だと思う。ただ ビットコイン先物 ETFの詳細がまだ分かっていない。

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ETFには現物拠出型ETFとリンク債権型ETFがある。

現物拠出型ETF とは株式拠出型ETFで、証券会社や機関投資家などが市場で買い付けた現物株の集合を運用会社に拠出し、それをもとに運用会社がETFを設定し、指定参加者は、運用会社よりETFの持分を示す受益証券を受け取ります。簡潔に言えば、指定参加者は、持っている現物バスケットと、ETFを交換していることになります。逆に、指定参加者は、持っているETFと、現物バスケットを交換することもできます。現物バスケットとETFは相互に交換できますので、本質的な価値は同一となり,現物バスケットとの動きとETFの価格の動きは連動します。

要約すると現物拠出型ETFはETFの主体の証券会社や機関投資家が現物の仮想通貨(ビットコイン)を買っている事になります。

ビットコインならびにアルトコインホルダーにとっては これがベストです。実際に仮想通貨を買うのですから、おのずとビットコインは上がります。

リンク債型ETFとは指標などに価格が連動する債権のことです。
リンク債型ETFは、指定参加者が運用会社に金銭を拠出し、ETFが設定されます。拠出された金銭は、指標などに連動するリンク債に投資されるため、ETFとリンク債の価格が連動することとなります。リンク債の価格は、指標などに連動するので、結果としてETFは指標に連動することになります。
なお、指定参加者は、ETFを投資先であるリンク債と交換することができます。この方式は、現物拠出が難しい新興国の株価指数に連動するETFなどで採用されています。

要約するとリンク債型ETFはETFの主体の証券会社や機関投資家が現物の仮想通貨(ビットコイン)を買ってないことになります。

現物の仮想通貨(ビットコイン)の価格に連動するだけのETFになります。 ビットコインならびにアルトコインホルダーにとっては あまり歓迎したくない物です。それなら狙ったアルトコイン(草コイン)で一発当ててやろうと考える人が多くなると思います。

ビットコイン先物ETFはリンク債権型ETFになるだろう。

仮想通貨(ビットコイン)は 現物拠出 が難しい物です。中国政府の意向やイーロンマスクのSNSで価格が激しく変動します。それに発行主体がありません、仮想通貨は変り者の数学者とかが手弁当で面白半分でやっている物です。各国中央銀行がインフレやデフレや量的緩和をコントロールする法定通貨とは違うのです。 ビットコイン先物ETFはリンク債権型ETFになるでしょう。 ビットコイン先物ETFをSECが承認したニュースは仮想通貨ホルダーのぬか喜びになるでしょう。おっちょこちょいが買って少し上がる程度のインパクトでしかありません。 

ただ、おっちょこちょいのバカが仮想通貨の世界では多いのも事実です。 安易なビットコイン先物ETF の売りは危険です。(空売りもできるかは疑問ですが)

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