10月14日現在中国の石炭先物は過去最高を記録した。
中国で石炭価格の高騰が止まらない。鄭州証券取引所で13日の動力炭先物価格が過去最高を更新し、年初来上昇率は124%に達した。9月に入ってから国内で電力の供給が不足し、複数の地域で電力供給規制が講じられた。電力の供給ひっ迫を緩和するために石炭の生産量を引き上げる動きがみられたが、国内最大の産地である山西省の水害で60カ所の炭鉱が一時閉鎖を余儀なくされ、供給不足は一層深刻化。中国はまだ石炭に電力を依存している事に驚き、電力不足が山西省の水害である事がわかった。 山西省当局は12日、56カ所の炭鉱が操業を再開しており、供給に大きな影響はないと発表したが、年産能力が合わせて480万トンの炭鉱4カ所が依然として閉鎖中となっている。ラジオ日経の解説者が「中国の電力不足の実態がつかめなく、不気味だ」と言っていたが。 山西省の水害が原因だったとは意外である。中国はまだ途上国の側面がありますね。
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