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邪馬台国から原発まで対立する京大閥と東大閥。

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東大の九州説、京大の大和説と邪馬台国論争をまだやりあう両校。

女王卑弥呼で有名な邪馬台国であるが、その邪馬台国がどこにあったか?二つの説がある。九州説は東大が、大和説は京大が推す。私個人は九州説の方が有力と思うが、世間ではまだ決着がついていない。中国の「魏志倭人伝」(魏書東夷伝倭人条)でしか文献での邪馬台国の位置の資料が残っていない。中国大陸にあった国の文献資料でしか自国の歴史を追えない、あの時代の倭国≒日本の後進性には情けなさを覚える。邪馬台国の位置については江戸時代から論争があったが、まだ体系的な学問とまでは言えなかった。しかし明治時代に入ると、京都帝国大学の内藤虎二郎が大和説、東京帝国大学の白鳥庫吉が九州説を発表し、東大、京大の両帝大の間で論争が激化します。それが今でも続いています。

史料編纂所を擁する東大の方が歴史に関しては一日の長があると思います。

東大の東京電力、京大の関西電力、他電力会社を巻き込んで激しくやりあう両校。

東大は東京大学原子力専攻を牙城に原子力研究している。京大は京都大学複合原子力科学研究所(地名から熊取と呼ばれている)を牙城に原子力を研究している。

東大閥の東京電力は沸騰水型原子炉(BWR)を採用しています。他にも東北電力、北陸電力、中部電力、中国電力の全原発が 沸騰水型原子炉(BWR)を採用しています。 日立と東芝は 沸騰水型原子炉 (BWR)を造っています 。

京大閥の関西電力は加圧水型原子炉(PWR)を採用しています。他にも北海道電力、四国電力、九州電力の全原発が 加圧水型原子炉(PWR) を採用しています。三菱重工は 加圧水型原子炉(PWR)を作ってます。

私の叔父が四国電力で伊方原発の所長をやってました。初めから採用する原子炉とメーカーは学閥によって決まっているそうです。

日本の原子力は「産官学」の鉄のトライアングルで出来ています。あと「政」と「労」もね。

まさに日本の原子力は産官学の鉄のトライアングルで出来ています。それに「政治」も加わります。これには中央の国会議員だけでなく各都道府県や各市町村の議員も加わります。関西電力と高浜町の元助役との癒着がその典型ですね。そして電力会社の「労組」も革新系以外は親原発です。

産経新聞より 高浜原発

日本の原子力は「産官学政労」のペンタゴン(五角形)なのです。

「産官学政労」のペンタゴン(五角形 )が日本の原子力政策を難しくて複雑な物にしています。

「産官学政労のペンタゴン」だから「原子力ムラ」と呼ばれるのでしょう。

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