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世界経済が不安定な今、ニッチトップの老舗「かどや製油」はいかがか。

世界経済が不安定である中国は恒大問題と電力不足、アメリカはインフレとテーパリングと利上げ、世界はエネルギー危機だ。株、原油、鉱物資源、仮想通貨、いずれも値動きが激しくショートでもロングでも稼ぐのが難しい状態になっている。プーチン氏が天然ガスの供給増を示唆しただけで原油が下げたり。中国の仮想通貨禁止やイーロン・マスクの言動に翻弄される仮想通貨。少数の人間の言動で値が上下しすぎて、なかなか短期ではついていけない。比較的為替だけが方向性が出ていて儲けやすい状態になっている。為替以外で今は短期で稼ぐのは難しい。されとて長期的に見てもアメリカのテーパリングと利上げは確実視されていて全世界の株は冴えない。持っているだけで株式資産が目減りして行くだけだ。ここは一旦、大型のハイテク株やテック株や半導体株は外しておいた方が良いかもしれない。小型なら個別の業績で何とかなるが大型になると全体相場に引っ張られて下げてしまう。私も信越化学とアメリカのエヌビディアを一旦外した。3ヶ月位前からナスダック指数とSOX指数のパフォーマンスは良くない。半導体その物は好調なのだが株価が全体相場につれて下げてしまった。

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全体相場に翻弄されない小型のニッチトップに一旦逃げておく。

業績は好調でも大型株は全体相場に翻弄される。特に日経先物に振り回されている。世界株も機関投資家に振り回されている。

ここは全体相場に翻弄されない小型株に逃げていた方が良いかも。それもニッチ産業のトップ企業に逃げるのが一番だ。しかも好財務で高収益で老舗が望ましい。

「かどや製油」がニッチトップ、好財務、高収益、 老舗 すべてあてはまる。

「かどや製油」と聞いてもピンとこな人多いかもしれない。画像見てくれれば「あっこれね」と思うはず

かどや製油資料より「ごま油」

ニッチトップと言うのはこんな物、灯台下暗しで当たり前すぎて気が付かない。

流石の「ニッチトップ」である。

かどや製油は元々業務用が主で後から小瓶の家庭用のごま油製品が出来た。主力の業務用がコロナで振るわなかったけど安定的な収益をだしている。その安定的な収益は「ごま油の中では他の追随を許さないブランド力と高品質にある」と思う。私も少々高くても「かどやのごま油」選ぶ。和の食材を炒めるのには絶対このごま油しかないと思っている。流石の「ニッチトップ」である。

正真正銘の「好財務」企業である。

財務基盤も強固で自己資本比率はなんと81.1%である。しかも有利子負債ゼロの無借金経営である。割当増資等の資本政策によって“見掛け上”の純資産合計を膨らませたわけではなく、純粋に「安定的に稼ぐ力」があるのも特徴だ。正真正銘の「好財務」銘柄である。

ブランド力で大崩れしない「 高収益 」企業である。

コロナで主力の業務用が振るわなかったのと、収益認識基準適用で売上高が目減りしてしまった。それでも売上高営業利益率は同業他社より高い8.6%である。コロナ前は売上高営業利益率は12.5%であった。コロナは収束に向かい 収益認識基準適用 はあくまでも本業の収益には関係なく会計の変更である。そう考えると強固なブランド力で大崩れしなかった収益性は見事であらる。ブランド力で大崩れしない「 高収益 」企業である。

163年前の江戸時代末期の安政5年(1858年)に創業のまごうことなき「 老舗 」である。

瀬戸内海に浮かぶ香川県の小豆島の地で生まれたのが「加登屋(かどや)製油所」だ。「かどや製油」の名の由来は、「創業時の店舗と工場が交差点の“角地”にあったため」だ。今でも工場は小豆島にある。 小豆島では、昔から「手延べそうめん」作りが盛んに行われてきた。麺を滑らかにし、栄養価を高めて保存しやすくするために、長年ごま油が用いられてきた。そうめんがあったからこそ「かどや製油」が誕生し、ごま油を作った。

東京に拠点を移した今なお、かどや製油は小豆島にある工場ただ1つで生産を行っている。採算を考えれば、効率が悪いのは間違いない。ただ、同社の小澤二郎会長は「この地で頑張ってきた先達たちの思いを大事に、たとえコストがかかっても、それを取り返すだけの利益を上げればよいと考え、これまで走り続けてきた」語る。 自社を育ててくれた小豆島を忘れない企業精神は素晴らしい。 163年前の江戸時代末期の安政5年(1858年)に創業のまごうことなき「 老舗 」である。

荒れる相場では着実な銘柄を選ぼう

荒れた相場に短期で勝負しても勝てない。損を少なくするためにポートフォリオのリバランスで対処しよう。 リバランス候補に「かどや製油」はうってつけだ。

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