ラジオ日経とか日経CNBCとか株式専門チャンネルでよく出る株式業界銘柄を集めてみました。
「アームの日本製鋼所」
これよく聞きますね。 「アームの日本製鋼所」 英国アームストロング・ホイットワース会社が出資していたために。今でもアームと呼ばれている。同音読みの日本精工と区別するてめに使っている。ちなみに日本精工は「コメ工の日本精工」と呼ばれている。精の字に米編がつかからである。
もう一つ上場会社の「日本精鉱」もある。日本精鉱は、掘っていた金属がアンチモンという、その俗称がボロンコウと言って、そこから「ボロコウ」と言われたそうだが私は聞いたことが無い。「非鉄金属の日本精鉱」なら聞いたことがある。
「武田薬品工業の武長」
流石に株式専門のラジオ日経とか日経CNBC のアナウンサーでは使わないが。年寄の下品な株式評論家が使う。 武田長兵衛が創業者のため武田の武と長兵衛の長を合わせたもの。 同音読みの企業なんてないけど、武田薬品工業を「武長」と言った方が玄人ぽいから使ってるだけ。
「アルファベットSUMCO」
SUMCOは世界的半導体ウエハ銘柄であらるから 「アルファベットSUMCO」 はよく聞きますね。「カタカナのサムコ」と区別するためそう呼ばれてる。ちなみに私はラジオ日経で 「カタカナのサムコ」 は聞いた事無いです。 カタカナのサムコは空気なんでしょうね。
「あのジェイコム」
一時期「あのジェイコム」といわれていた。これには理由があり、2005年12月8日、新規上場したジェイコム(現・ライク)の株式の取引をめぐり、みずほ証券が誤注文し、株式市場を混乱させた事件。俗にジェイコムショックとも呼ぶ。社名やブランド名が似ているジュピターテレコム(ブランド名の表記はJ:COMで読みがジェイコム)や、JTBグループの株式会社ジェイコム(イベント等の総合プロデュース業)、その他全国にある同名のジェイコム社にも、本事件に関して問い合わせが殺到した。ちなみジェイコムはライクに社名変更している。この誤発注に気づいた投資家のB・N・F氏も ジェイコム株を買っており、一夜にして億万長者になった。
「船の郵船」
ここ最近一番聞いた銘柄は「船の郵船」かもしれない。夏場に吹き上げり、今は激し上げ下げを繰り返している。「日本郵政」と間違われるからと思われる。ちなみにラジオ日経 で 「日本郵政」 をあまり聞いたことが無い、その時どうするのか?「ジャパンポストの郵政」あたりが無難だと思うけど。
「ゲームのgumi」
「デジタルコンテンツ制作会社のグミ」と「ゲームのgumi」、業態も似てるので株式関係者よりゲームユーザーの間違いメールが多く慌てて 「デジタルコンテンツ制作会社のグミ」 が「弊社は上場しているゲーム会社のグミではありません」と声明を出した。間違いメールもあるが 「ゲームのgumi」 が業績が悪いので声明を出したのかもしれない。
ちなみに 「デジタルコンテンツ制作会社のグミ」 は非上場。
「通信のソフトバンク」と「ソフトバンクグループ」
携帯電話の「通信のソフトバンク」と投資会社の「ソフトバンクグループ」を区別するためそう呼ばれている。圧倒的に 「ソフトバンクグループ」 の方が話題に上がる。ちなみに北尾さんの「SBIホールディングス」は今は元「ソフトバンクグループ」の金融関連企業として設立されたため「SoftBank Investment」の略であったが、その後同グループを離脱し「Strategic Business Innovator」の略に変更した。でもハゲの孫正義とはズブズブの関係である。ちなみに三社とも上場会社である。
「住友山、別子の住友金属鉱山」
これはもう定番中の定番ですね。旧住友金属(現日本製鉄)と区別するため、ラジオ日経では「住友山」す。 日経CNBC では「別子」の方が多い感じかな。 ただ住友金属 が新日鐵と合併して日本製鉄になったから 「住友山」 でいいけどな。ただ「住金」といってしまうと今でも「住友金属」思い出すから「山」は必要。
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