どうも中国人は見えない所は誤魔化してもいいって発想があるみたいで、原材料や成分などを誤魔化すそうで中国のサプリや化粧品はあまり中国人自身に信用されてないそうです。私は中国の恒安国際というトイレタリー銘柄を10年近く所有しており中国のトイレタリー商品には精通しております。恒安国際は中国でナプキン、紙おむつ、スキンケアなど家庭向け衛生用品を製造していて中国のP&Gと呼ばれる会社です。国が富めば紙おむつやスキンケア製品の普及が進むと考えて購入しましたが、株価は泣かず飛ばずです。どうも製品の品質にばらつきがあり日本製の品質にはかなわないみたいです。

10年近く持って評価損益は-16038円です。10年近く持っているので配当分で若干の利益がでる程度です。よくこんなボロ株を10年近く持ってたなと思うかもしれませんが、中国の化粧品やトイレタリー部門の勉強になりました。手放すつもりもありません。
中国市場で日本の化粧品メーカーのライバルになれる化粧品銘柄は見当たりません。しかし中国市民は化粧品を欲しているのです。かならず化粧品は売れると思って買ったのがコーセーとファンケルでした。
コーセーとファンケル
資生堂が欲しかったけど高くて買えませんでした。仕方なくコーセーを買いましたが車の購入の為売ってしまいました。その後の爆上げを考えると売ったのを後悔しました。しかし、コーセーを選んだ眼力が正しかったと自信を深めました。お金が出来たので、またコーセーをまた買おうとしましたが、中国の爆買い需要を取り込んだコーセーも高くなっており買えませんでした。そこで二匹目のドジョウはいないかと探し当てたのがファンケルでした。ファンケルを4年前に買いました。

二匹目のドジョウはいました。評価損益は+62万1200円で評価損益率はなんと+444.34%です。4年で株価5倍超えました。さらに自分の眼力に自信を深めました。恒安国際を売らずにずっと中国の化粧品トイレタリー事業を観察していた結果です。
中国での日本の化粧品株の強さの源泉
①徹底的な品質管理
日本人の正直さと真面目さのあらわれです。品質に問題があれば訴訟問題になるのが先進国である日本。原材料や成分は厳密に管理され実証実験をして確かな物しか売らない。
②東アジアの女性の肌や文化に合っている
日本の化粧品は東アジアの女性の肌と合っていて、文化ともよく合っている、外国のアニメやVOGUEなどのメイクを東アジアの女性から見るとキツく濃く見えてしまう。東アジアの女性が好きな柔らかでしなやな質感は日本の化粧品メーカーにかなう所はない。
③メーカーと日本と言うブランド
資生堂やコーセーの銘柄のブランド力もあるが、日本と言う先進国のブランドも大いにある。同じ漢字文化圏で資生堂の漢字での綺麗さやコーセーの雪肌精の綺麗さは同じ漢字文化圏じゃないと出せない感覚だと思う。
④化粧品の効果を日本女性は表現豊かで的確に表現出来る
「しっとり」「じわり」「もち肌」「抜け感」など日本女性は化粧品の効果の表現力が上手く豊富であるとよくいわれている。「抜け感」なども最近出来た言葉だ。上手くて絶妙な表現だと思う。
中国に化粧品メーカーのライバルはなく。これだけの利点のある日本の化粧品メーカーである。株価は上がったが、のびしろはまだある。それではお勧めの化粧品銘柄を紹介
お勧め化粧品銘柄は資生堂、コーセー、ファンケルで、大穴ポーラオルビス
資生堂、コーセー、ファンケル これ買っとけば十分である。ブランド力は資生堂が少し抜けていて、マキアージュと言うキラーアイテムもある。次にコーセーがくる、コーセーは雪肌精と言うキラーアイテムがある。資生堂、コーセーには劣るがファンケルも無添加と言う強みがある。どのメーカーとも中国に力を入れており、越境ECも活況だ。大穴はポーラオルビスである。日本国内での対面販売が主でコロナで売り上げを落としている。中国や越境ECにも消極的だ。もしポーラオルビスが中国や越境ECにも積極的なら化ける銘柄になると思います。三匹目のドジョウになります。
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