継続会社と言っても、中国恒大の莫大の不良債権まで引きるわけでない。債権75%カットとか債権90%カットした状態で引受先の企業を選ぶ形になる。理財商品とかの金融商品は紙切れになるかもしれない。 その債権カットされ中国恒大の継続会社はもちろん中国共産党が決める、と言うか習近平が決める
一番有力なのが党中央であり国務院直属の招商局集団と中国中信集団公司になる
招商局集団と中国中信集団公司は北京の中央大好きの習近平が選びそうな選択だ。招商局集団と中国中信集団公司とも伝統とブランドも申し分なく。財務も良好だ。国有銀行から無尽蔵に資金が引き出せる。
その次が中国工商銀行と中国建設銀行である
中国工商銀行は中国一の規模と預金残高がある。中国建設銀行は中国のインフラ投資のスペシャリストだ。中国恒大はもう企業としてたち行かなくて、あとは不良債権処理だけだから、中国工商銀行と中国建設銀行の目は十分にある。
穴で、台湾のTSMCと鴻海
地方嫌いの習近平ではあるが。浙江財閥のTCMCとは仲が良い。TCMCの創業者のモリス・チャンはしたたかな人物であるときはアメリカ、あるときは台湾、あるときは日本、そしてあるときは中国本土とも上手く渡り合っている。もちろん中国にも工場をもっている。鴻海の郭台銘も山東省出身だが浙江財閥と言って良い。
習近平は中央思考だが浙江財閥の大物ともつながってる
中国恒大危機はもうすでに政治案件だ。
中台対立はポーズで台湾と習近平はつながっている
TSMCと鴻海は中国本土に広い工場と安い労働者を抱えている。もちろん習近平とも持ちつ持たれつの関係だ。中国にとって台湾は「噛ませ犬」にすぎない。
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