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株式市場から見ると菅総理の総裁選不出馬は8月31日に漏れてたと思う

「月末安アノマリー」が昨年の8月から続いていた。アノマリーとは「現代ポートフォリオ理論や相場に関する理論の枠組みでは説明することができないもの」である。理論的には説明できない。でもこのアノマリーで相場を張っている人もいる。

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今年の8月31日も前場は冴えず

アノマリーの通り8月31日の前場の株式市場は冴えなかった。 

日経平均株価27,735.34(-53.95)
TOPIX1944.70(-5.44)
8月31日前場 岩井コスモス証券より抜粋

8月31日の後場に株が上がりだす

前場を終わった段階では、今月も先物や空売りで儲けた人多いだろうなと思っていたが、後場は様子が違っていた。初めは売りポジショウンの解消かなとも思ったが、様子が違う。買いに勢いがある。そして後場はが終わった。大幅続伸で後場は一段高で1年ぶりの月末高になった。月の最終営業日で日経平均とTOPIXが上昇したのは昨年8月以来となった。

日経平均株価28,089.54(+300.25)
TOPIX1960.70(+10.56)
8月31日大引け 岩井コスモス証券より抜粋

「月末安アノマリー」が崩れただけでは説明できない物を感じた。明日9月1日も株が上がると政治になにかあると思った。

そして9月1日の株式市場も上げた

そして翌日の9月1日も株は上げた。これは間違いない。政治に何か起きる。でも何かわからない?竹中平蔵あたりの新自由主義のブレーンでも切って緊縮財政やめるのかな?くらいしか思いつかなかった。次の日の9月2日も上げて、そして運命の9月3日になった。

そして運命の日、菅総理の総裁選不出馬

あっ これか、これで株上げてたのかと思った。昼に菅総理の総裁選不出馬のニュースが流れて後場さらに株が上がった。よっぽど嫌われた政権だったのだろう。ワクチンの遅れ、オリパラのごり押し、小泉元首相以上の強烈な新自由主義、まったく良いことなし。オリパラ中は政治空白で市民置き去り。 菅退陣すればそりゃ株あげるよな。

この菅総理の総裁選不出馬から先物を売っていた海外勢の買戻しによる踏み上げ相場になった。その証拠に先物のある日経平均とTOPIXは上がったが先物のない東証2部やジャスダックはあまり上がっていない。

スガノミクスの最大の見せ場は「菅総理の総裁選不出馬」だった

スガノミクスの最大の見せ場は「菅総理の総裁選不出馬」だと思う。やはり菅総理の総裁選不出馬は数日前に漏れていたのだろう。虚ろな目でかみ合わない会話を続ける菅首相に国民は不安に思った。菅総理退陣でコロナの向こうに少し明るい光が見えてきた。

官制相場に売りなし 

官制相場に売りなしだ。とにかく衆院選までは続くだろう。銘柄は新興市場より日経のど真ん中銘柄が良いと思う。官制相場はとにかくど真ん中が上がる。

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