バフェットは「ゴールドは金利がつかないから何も生み出さない」と公言していた。そのバフェットが金鉱株のバリック・ゴールドを昨年買いました。しかし数ヶ月で売ってしまっている。やはりバフェットはゴールドがあまり好きじゃなかったのであろう。私もあまりゴールドが好きじゃない。配当金や利息を生み出さず、再投資による複利効果がないからである。
しかし私はゴールドは金利が付かないけど、金鉱株なら配当という名の金利があると思いバリック・ゴールド株を18年前に買った。
銘柄 | 口座 | 保有数量[株] | 平均取得価額 [円] | 現在値[USドル] 時価評価額[円] | 評価損益[円] 評価損益率 |
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GOLD / バリック・ゴールド | 一般 | 20 | 2,104.75 | 20.7900 46,120 | 4,025 +9.56 % |
上記保有数量の明細
日付 | 取引 | 市場 | 決済通貨 | 為替レート[USドル/円] | 単価[USドル] | 数量[株] |
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2002/09/09 | 買付 | NYSE | USドル | 117.75 | 16.30000 | 20 |
18年間持っていてリターンはほぼ得られていません。少額ですし損はしてないので痛くはありませんが寂しい結果になってます。円換算で+9.56%しかありません。
18年間で金価格は4倍になったにもかかわらず、バリック・ゴールド株は冴えず

https://seekingalpha.com/article/4345217-barrick-what-you-dont-know-can-hurt-you より引用
バリック・ゴールド株は18年間平均して年1%位の配当はありましたし、一定の金価格との相関性はありました。しかし2012年位から赤字の年が多くて金価格について行けなくなりました。金価格と比べて大幅なアンダーパフォームになっています。
金鉱株は金価格の下落局面では遅行し、金価格の上昇局面では先行する傾向がある
「金鉱株は金価格の下落局面では遅行し、金価格の上昇局面では先行する傾向がある」と感じていましが、バリック・ゴールド株のチャートでも実際そうなっています。バリック・ゴールド株は短期的に金価格をアウトパフォームする場面もありましたが、長期的には金価格に及びませんでした。
結論、インフレヘッジ目的ならゴールドそのものを買う方が良い
ゴールドに興味ある人のほとんどはインフレヘッジが目的の富裕層だと思います。インフレヘッジ目的なら素直にゴールドそのものを買うべきでしょう。金鉱株は沢山あり、選択が難しいです。金鉱株は情報収集面に劣る個人にはあまりお勧め出来ません。
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