今日の日経平均は1000円以上の下げて、率にして3.29%の下げになりました。18日金曜日のアメリカ市場もS&P 500が1.31%の下げ、ナスダックが0.92%の下げ、フィラデルフィア半導体株指数が2.44%の下げ、コモディティも全面安になりました。下げの震源地はFRBにあります。先週の半ば位からFRBの利上げ観測からアメリカ株は冴えませんでした。そして18日に2022年後半の利上げ可能性を示唆するセントルイス連銀ブラード総裁の発言が広がるとアメリカ株はクラッシュしました。
金融株やハイテク株は短期的には下落するが、長期的には心配無し
FRBの発言により長短金利差縮小が起こりました。金融株にはダメージです。ハイテク株もダメージを受けました。しかしこれは私はFRBのポーズに過ぎないと思っています。アメリカ株の過熱とインフレ抑制をしたいFRBの腹芸だと思います。正直アメリカが羨ましいです。アメリカにとってコロナは終わった物になっています。大リーグの中継などを見るとそれそ感じます。ノーマスクで娯楽を謳歌してます。コロナ補助が手厚く、失業者が職場に帰ってききません。インフレになる位に経済は絶好調です。
FRBも過熱しすぎた経済とインフレを少し冷やそうとしたとして利上げ発言をしたと思います。
中央銀行にとって発言も政策の内
中央銀行がよくやる手です。政策は発動しなくても、中央銀行の発言でマーケットが勝手に反応してくれて、政策発動しなくても自然と中央銀行が意図した経済状況になります。
今回の株価の下げは中央銀行の意図的な微調整に過ぎません。それほど心配する必要はありません。実経済が崩壊したリーマンショックやコロナショックとは違います。安心して下さい。ただの短期調整です。
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