あけましておめでとうございます。6月で年始の挨拶かと、突っ込まれた人が多いと思いますが。今年最初の投稿なので一応年始の挨拶してみました。ブログ用のパソコンが壊れたのと体調がすぐれなかったため投稿をしていませんでした。半年ぶりの投稿になります。しかし、株式マーケットのチェックは、ほぼ毎日やり、株も買いました。仕事柄冬場が繁忙期で現金が潤沢になります。だから毎年、年明けにNISA枠で何を買うか考えて、年初の早い時期にNISA枠の120万円分の株は買ってしまいます。
今年も、もうすぐ上半期が終わるので、今年上半期の株式売買の総括をして行きたいと思います。
今年上半期の株の全売買を時系列で簡単に紹介
約定日 受渡日 | 銘柄 | 口座 | 取引 売買 | 信用区分 弁済期限 | 数量 単価[円] | 手数料[円] 税金[円] | 諸費用[円] 税区分 | 受渡金額[円] | 詳細 |
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2021/01/08 2021/01/13 | 村田製作所 6981 Chi-X | NISA | 現物 買付 | – – | 100 株 9,968.6 | – – | – – | 996,860 | |
2021/01/08 2021/01/13 | 信越ポリマー 7970 東証 | NISA | 現物 買付 | – – | 200 株 965.0 | – – | – – | 193,000 |
まず1月8日にNISA枠の120万円分に収まりそうな銘柄を選定しました。
熟考のすえ村田製作所100株と信越ポリマー200株を買いました。ここで合計1189860円分のNISA枠が埋まりました。残りのNISA枠は10140円です。
2021/01/12 | 2021/01/15 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 受取型 | NISA | 買付 | スポット 購入 | 7,429 口 | 13,650 | 0 | 10,140(76) |
1月12日に、NISA枠残り10140円分をeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を買って、120万のすべてのNISA枠を埋めました。
約定日 受渡日 | 銘柄 | 口座 | 取引 | 決済 通貨 | 数量 単価 [USドル] | 約定代金 [USドル] 為替レート | 手数料[USドル] 税金[USドル] | 受渡金額[USドル] 受渡金額[円] |
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2021/02/24 2021/02/26 | NVDA / NVIDIA CORP | 特定 | 買付 | 円 | 27 株 590.99000 | 15,956.73 105.63 | 20.00 2.00 | – 1,687,832.00 |
2021/03/26 2021/03/30 | TSM / TAIWAN SEMI ADR | 特定 | 買付 | 円 | 45 株 111.93890 | 5,037.25 109.54 | 20.00 2.00 | – 554,189.00 |
2月24日に、円高になったのと現金が貯まったのでアメリカ株のNVIDIAを27株買いました。日本円で約168万円になります。
3月28日に、小金が貯まったので台湾のTSMC株をアメリカ市場のADRで45株買いました。日本円で約55万にないます。
2021/06/14 2021/06/16 | 日本板硝子 5202 東証 | 特定 | 現物 売付 | – – | 100 株 639.0 | 90 9 | – 源徴なし | 63,801 | |
2021/06/15 2021/06/17 | 小野薬品 4528 東証 | 特定 | 現物 買付 | – – | 100 株 2,501.0 | 250 25 | – – | 250,375 |
6月14日に、塩漬けになっていて無配に転落した日本板硝子を損切りしました。
6月15日に、日本板硝子の売却と株式配当で出来た預り金で小野薬品を100株買いました。
上半期に、もう買います予定も、お金もないので、上半期の株の売買はこれで終わります。
以上、私の株の上半期の売買になります。次に売買の成果と反省点を見ていきたいと思います。
焦りすぎたNISA枠の120万円分
毎年やってしまうのですが、今年もNISA枠の120万円分を焦り過ぎで買ってしまいました。これには事情があり、毎年12月は大晦日まで超繁忙期で株のチェックが疎かになります。そして正月を迎えほっとしてしまいます。大晦日まで仕事したので正月休みは長く取り10日位あります。正月三が日はクタクタでほぼ泥のように寝ます。そして三が日があけると酒を飲みながらダラダラとします。その期間に毎年NISA枠の120万円分を買ってしまいます。金はあるし、暇もあるから、どうしてもそうなります。まぁ、年明けに株買う事だけを楽しみにして年末の超繁忙期を乗り切っているので仕方がないところがあります。
しかし、今考えると年明けに株を買うのはまだ良いのですが、貴重なNISA枠を使ってしまうのは反省点です。金はあるし酒は入ってるしで気が大きくなり思わず買ってしまいました。ほろ酔い気分で株の売買は危険ですね。来年からは計画的にNISA枠を使って行きます。
村田製作所と信越ポリマーを買う
本当は日本電産を買いたかったのですがNISA枠の120万円を超える最低取引価格だったのでやめました。車のEV化が進む中での日本電産のモーター事業はやはり魅力です。
仕方がないので、NISA枠に収まる村田製作所を買いました。村田と言えばコンデンサーですね。5Gスマホの本格的普及と車の販売台数が完全復活中なので村田のコンデンサーは更に伸びると思い買いました。コンデンサーの伸びる予想は的中しましたが、株価はさえません。買ったときから13%位値下がりしています。村田個別の要因よりも今年に入っての日本株全体の停滞により株価が落ちた印象です。村田はTOPIXコア30だけあって日本株が停滞すれば必然的に株価は落ちてしまいます。しかし僕は基本、長期投資なのでこれくらいの下げは気にしません。
次に信越ポリマーです。狙いは半導体の需要増と車の販売台数増と信越化学による親子上場解消による完全子会社化を狙って行きました。信越ポリマーは半導体ウエハ容器を扱っています。半導体不足は相変わらず続き、半導体ウエハ容器は堅調です。そして車載用スイッチなどの自動車関連部品も完全復活して好調です。買った時より10%位値上がりしています。そして信越化学による子会社化ですが、これは狙って出来るものではないので楽しみに待っています。将来、信越化学による子会社化は高い確率であると思います。それには理由があります。来年4月に、今の東証一部とか二部、ジャスダック、マザーズの括りがかわります。東証はプライム、スタンダード、グロースになります。一番グレードの高いのがプライムです。
プライム上場基準は流通株式の時価総額100億円以上、比率35%以上
です。
信越ポリマーは流通株式35%以上がクリアー出来ない可能性があります。今現在信越ポリマーの株式の52%を信越化学が持っています。もちろん信越化学の持っている株は固定株(非流通株)になります。35%+52%で87%になり。固定株の余地があと13%しかありません。なかなか高いハードルだと思います。信越ポリマーはスタンダード市場になるくらいなら親子上場解消を選ぶと思います。
以上が村田製作所と信越ポリマーを買った理由です。
余ったNISA枠はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を買う
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は100円以上1円単位で買えます。少額のNISA枠はこれで埋めます。eMAXIS Slimシリーズは他にもありますが、S&P500は世界最強のインデックスなのでこれを選ぶのがベストだと思います。毎年余った少額のNISA枠はこれにしています。毎年ちょびちょび買うのですが、評価損益は通算で+38.57 %です。やはりS&P500は最強のインデックスですね。
AIの王者エヌビディアを買う
僕が今年になって最大のお金を入れたのがエヌビディアです。株好きやゲーマーなら知っている銘柄だとおもいます。GPUが有名ですね。昔はGPUはグラボでパソコンに挿す物で、ほぼゲーマー向けの物でしたが、今ではGPUはAIやスパコンや自動運転など、幅広い分野で使われています。このような分野ではCPUよりもGPUが合っているそうで、NVIDIAは好調な決算を出しています。株価は買った時から25.12 %値上がりしています。ソフトバンクからアームを買う予定ですが、買収失敗になってもそれほどの影響はないと思います。エヌビディアはファブレスメーカーでGPU半導体を他のメーカーに作ってもらわなくてはなりません。昨今の半導体不足でスマホ、車、家電メーカーは半導体製造企業詣でを行なっており、半導体ラインの奪い合いになっています。しかしエヌビディアのジェン・スン・ファンCEOは台湾系で台湾のTSMCと密接な関係を築いており、GPU半導体不足に陥る危険はないと思います。
世界の半導体の56%を作るTSMCを買う
僕はよくラジオ日経を聞くのですが、ラジオ日経では昔TSMCを台湾セミコンダクターと言っていました。ある日から突然、台湾セミコンダクターの事をTSMCと言ってびっくりした覚えがあります。TSMCを慌ててて検索して、なんだ台湾セミコンダクターの事かと、拍子抜けした覚えがあります。あの時位から半導体製造メーカーとして少し抜けた存在になっていたのかもしれません。あの時に買っておけば良かったと後悔しています。どうしても半導体製造メーカーは下請けと言うイメージがあったのでしょう。今では半導体製造メーカーはTSMCとサムスンとインテルしかありません。小さい半導体製造メーカーはあるのですが技術力と資金力でもう太刀打ち出来ません。インテルもほぼ自社製だけを造っているので、純粋な他社の半導体を作る半導体製造メーカーはTSMCとサムスンだけになりました。そしてついにサムスンも技術力と資金力でTSMCについて行けなくなりました。もうTSMCについて行けるメーカーはないでしょう。僕が買った時より株価は6.62 %値上がりしています。
ボロ株日本板硝子を小野薬品にリバランス
長期保有を前提の僕でもさすがに日本板硝子には愛想を尽かしました。無配になり持っている意味がなくなりました。小が大を飲むピルキントンの大型買収が完全に失敗に終わりました。資金繰りに窮しており成長の期待もありませんので日本板硝子を売却しました。損も1万数千円ですみましたので、別に痛くも痒くもありません。
日本板硝子の売却で得た現金と株式配当で出来た預り金で小野薬品を100株買いました。小野薬品と言えばオプジーボですね。オプジーボが出てきた当初は株価は値上がりしましたが、最近の小野薬品の株価はこなれてきました。PBR,PER面でも割高感もなく、しかも好財務です。買って数日しかたっていないので数千円の利益ですが、長期保有していきたいと思います。
以上が僕の今年上半期の全売買の詳細です。
反省点は半導体ブームに乗れたがNISA枠のとり方は間違っていたかも
エヌビディアとTSMCと半導体ブームに乗れたが、NISA枠の村田製作所が間違っていたかもしれない。高成長期待のあるエヌビディアかTSMCをNISA枠で買った方が良かったかもしれません。そしてだいぶテック株により過ぎました。最後に小野薬品を買いましたが、少額でテック寄りを解消出来ませんでした。今後支払われる配当金などを貯めて来年のNISA枠はアメリカの高配当ディフェンシブ株を買いたいと思います。
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