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三菱スペースジェット(旧MRJ)開発凍結は当然の結果

三菱スペースジェット(旧MRJ以後MRJ)の開発凍結は当然の結果だ。ライバルのボンバルディアやエンブラエルの苦境を知りながら「日の丸ジェットを飛ばしたい」と言う経産省経産省の安易な妄想に採算性と自社の事業推進能力を考えないで参入した結果である。三菱幹部は「国家にご奉仕してこそ三菱」と言っているのを聞いた事がある。時代錯誤も甚だしい発言だ。「三菱財閥はまだ戦前の三菱は国家なり」を引きずっている。こんな事をしてると市場からそっぽ向かれるし、実際株価は安値だ。

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ライバルのボンバルディアやエンブラエルの苦境

開発計画段階からライバルのボンバルディアやエンブラエルの苦境に陥っていた。ボンバルディアはいわゆる重工業のコングロマリットでカナダ政府から多額の補助が出ている。鉄道部門は名門で利益をだしていたが、航空機部門は少しでも開発が遅れれば赤字になっていた。昨年中CRJシリーズの小型旅客機事業をMRJに売却している。昨年の時点ではまだスリーダイヤのメンツにかけてMRJを飛ばそうとしてのだ。馬鹿な買い物だったと思う。エンブラエルは元々ブラジル空軍から派生した国営のメーカーで万年赤字が続いていた。ブラジル政府もこの問題に困りエンブラエルを民営化させた。しかし経営状態は芳しくない。型式証明を取るのが難しく一度開発にてこずると、たちまち巨額の赤字になってしまう。ちなみにMRJは型式証明をまだ取れていない。

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航空機製造はもう一般の企業では扱えない難しい商売、原発と同じだ

ヨーロッパの多国籍企業であるエアバス、アメリカの軍産共同体企業であるボーイング、などもう国家の安全保障や雇用創出などを念頭に置いて成り立つ物である。航空機を組み立てだけでは利益はで出ない。ボンバルディアもエンブラエルも同じ状況だ。多数の雇用を生む巨大企業なので国を挙げてバックアップしている。もう一企業では航空機製造では利益はでない。まさに原発と同じ状況となっている。

MRJ、原発、リニア新幹線これらは事態の変化について行けない。

MRJ、原発、リニア新幹線みたいな作るまでに時間も長く工程も複雑な事業は事態の変化についていけない。住民感情の変化やコロナや災害もあるなかで完成まで数十年かかる物は一企業ではもう作れない。

MRJは今回コロナにとどめを刺された格好だ。経済産業省と三菱重工の責任は重い。

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