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日経500種平均株価の史上最高値更新に産業構造の変化を感じる

最近、日経500種平均株価が史上最高値更新した。中小企業は苦しくなったけど上場会社は着実に成長してるんだなと思う。日経平均株価は最高値からまだ半分な事を考えると、日経500が史上最高値更新は株をやってる人間には嬉しいニュースだ。日経500選ぶ項目に時価総額があるから、そりゃ上がるよね、と言ってしまえばそれまでだが嬉しいニュースだった事は確かだ。

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日経平均株価は継続性を求められるあまり、日本経済の実態と合わなくなってきている

日経平均株価に求められるのは株価の継続性だ。日経新聞社が選んだ225銘柄で構成されている日経平均株価は政府の統計やニュースでもよく使われる。ただの民間新聞社が作成している経済指標でありながら、半ば公的な経済指標でもある。上場廃止などでの銘柄入れ替えなどでも、次はどの銘柄が入るか予想が出される。もう昨日のNTTドコモの上場廃止を見越して次期採用銘柄予想も出されている。日経平均株価は継続性を求められるあまり、旧態依然の重厚長大産業が日経平均に多く残ってしまった。それで日経平均株価が低迷したままになっているのだろう。経済指標だから継続性や信頼性を無視して無理してあげる上げよとは言わないが、日本経済の実態と合わなくなってきているのも事実だ。もう鉄は国家なりの時代ではない。

日経500は過去3年間の売買高、売買代金、時価総額の上位500を選んでいるだけ。

日経500は毎年1回定期見直しを行い、4月初旬に構成銘柄を入れ替える。過去3年間の売買高、売買代金、時価総額でランキングした上位500社を入れ替える。機械的にトップ500を入れてるだけだ。指数の継続性は無いものの、日本経済の実態把握には日経平均よりもこちらが向いていると思う。日経500には部材の雄村田製作所や設備投資の雄キーエンスなどもあるし、任天堂だってある。コロナ禍の巣ごもり消費などを考えると任天堂などが入ってる日経500の方が日本の実態経済には合っていると思う。全体的に機を見るに敏な小回りの利く銘柄が多い印象を受ける。日本政府の顔色を伺わなくても儲ける仕事だけやっていればよい銘柄群だ。

指標の継続性が無いのでETFもありません

日経500のETF買いたいなと思ったが、指標の継続性が無いのでETF化するのが難しかったのか、日経500のETFはありませんでした。そこらへんが残念ですが、日経500の採用銘柄を見て次買う銘柄の参考にしていきたいと思います。

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