2023-05

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この相場を乗れなかった人と乗れた人の差。

この相場を乗れなかった人と乗れた人の差。 一昨日散髪に行ってきた。20年位通っている店である。私が株に詳しい事も知っている店の主人は「今年利益でました」と聞いてきた。「利益は数万だけど、ポートフォリオの含み益は今年3割ほど増えた」と答えた。「へー流石ですね。相場に乗れないどころか、運用資金を全て溶かした人が多いですよ」との事。詳しく話を聞いてみると理由が分かった。溶かした人の多くは仕手株やらグロース市場の株ばかりに短期投資しているんだよね。おまけにFXをハイレバレッジでかけている人も多い。まずハイレバレジのFXで資金を溶かし 、仕手株で失敗してしまい。グロース市場株も下がって万事休すってパターン。 失敗した人の一例をあげると、子供が来年大学に行くので100万円を3倍の300万円にしたくて危険な賭けに出て、今は生活費にも困る状態だそうだ。1年で3倍なんて無謀な計画である。気持ちはわかるよ、子供が大学に行くような年齢だと団塊ジュニアの氷河期世代である。生活するのにいっぱいいっぱいで大変な苦労をされたと思う。ただそんな無謀な投資はしちゃいけない。失敗の原因は「短期過ぎ」「レバレッジをかけすぎ」「少ない投資資金をFXや株に分散しすぎ」「焦りすぎ」「仕手株やグロース市場の小型株の値上がりに欲をかきすぎ」にある。無謀な投資をしなければ子供の大学進学は100万円と奨学金制度でなんとかできたと思う。ただ生活費に困る状態だと子供の進学はあきらめて貰うしかないだろう。 逆に、この相場に乗れた人は投資資金に余裕があり日経225銘柄採用銘柄などのド真ん中に投資している。そして投資歴が長く、人生経験も豊富で勉強もしている。 「岸田政権の貯蓄から投資へ」で感づいて、「東証の低PBR改善要請」で準備をし「バフェット来日」で一気に日経の主力銘柄を買った。 上手い人はこんな買い方をするんだよね。外国人は8週連続の買い越しである。外国人はプライム市場銘柄しか買わなくて、そして主力株中心である。外国の年金ファンドとかもほとんどプライム市場銘柄しか買わない。企業規模が小さく流動性の低いグロース市場なんて狙わないよ。 この相場に乗れた上手い日本人は半分は利確をして、半分を長期ポートフォリオに編入して悠々自適で暮らしていると思う。 やはり投資は余裕と資金力がある人が有利だと思う。
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インテルの逆襲。

インテルの逆襲。 インテルを語るには、日本人として、まず日米半導体協定を話さないといけないだろう。1980年代と1990年代に行われた日米の半導体協定である。それは日本にとっては酷い不平等協定であった。だだの因縁をつけての日本バッシングであった。そこから日本は急速に半導体の力を無くし凋落していったのである。その隙にマイクロソフトとがっちり手を組みのし上がったのがインテルである。ウィンドウズとインテルでウィンテル連合と言われ、それ以後パソコンではインテルのx86系が標準になった。だから日本人にはインテルに悪いイメージを持っている人は多いと思う。 アメリカは「軍事」「基軸通貨」「半導体」に踏み込まれると切れる。それを今は中国がやっていて米中半導体摩擦もそれで起きていると思う。 長らくパソコンのCPU事業でわが世の春を満喫したインテルであるがスマホの登場によりその勢いに陰りが見えてきた。パソコンではx86系がスタンダードだったが、スマホでは Arm 系にスタンダードを奪われてしまった。インテルもスマホでのArm 系を崩そうとしたが、失敗した。一度その分野のスタンダードを奪われると挽回はほぼ無理である。スマホやタブレットの隆盛でパソコンの出荷も落ちましたし、ライバルのAMDに猛追されている状態です。クラウド向けでは、まだインテルのx86系が主流であります。ただ安定していますがあまり冴えない決算になっています。投資家の間では「勢いの無い銘柄」「インカムゲイン銘柄」と見られ株価も冴えません。アメリカのテック企業では珍しくインテルは自前で設計・開発し、製造もできる垂直統合型企業であります。自社で半導体を作れるのでファンドリー事業もやっていたのですが、上手くいきませんでした。ファンドリーは下請けと言う感覚や非x86系の製造に抵抗があったのかもしれません。サムスンから引き離されTSMC対しては周回遅れの製造しかできていません。 前記事に書いた「「GPUがCPUの機能を食うかもしれない」も半分当たっていたと思います。パソコン分野では役割分担ができました。ゲーマー以外はGPUは不要であり、パソコン分野ではそれ程影響がなかったと思います。ただクラウド分野とかで GPUがCPUの機能を食う現象が起きています。そして自動運転やAI分野ではGPUが向くと分かりました。それが今回のAI相場にインテルが乗れなかった原因でしょう。 ここまで見るとインテルに良い所が一つもないように思えます。ただし私はインテルにかなり期待しています。 ①ASMLやモービルアイと言った有力企業に出資や買収をおこなっている投資上手。 自ら設計や製造を行っているので的確に投資できている。あのASMLも10年前に出資している。含み益も相当出ていると思うし、商品開発でも役にたつだろう。とにかく投資の眼力が素晴らしい。 ②ファンドリーに本気になった。 数年前に世界の半導体製造メーカーがアメリカに呼ばれた。インテル、TSMC、サムスンなどが呼ばれ。アメリカに半導体工場を作れと言われた。地政学的に不安定な台湾や韓国での製造では心もとないと思ったアメリカの思惑である。インテルもそれを聞き入れてファンドリー事業に本腰をいれて巨大なファンドリー工場をアメリカ中に作っている。 ③インテルとArmが提携、Armの顧客がインテルのファウンドリーを利用可能になった。 今年の四月にArmとインテルが提携。あのライバルのArmと提携ですよ。私はビックリしましたね。インテルもパソコンも大事だが、もうそれだけにはこだわらないって事だろうと思う。 ④あのTSMCに頭を下げた。 ずっと長く半導体の王者だったインテルが、あっと言う間にTSMCに技術的に抜かれた。インテルのCEOが台湾まで行ってTSMCに頭を下げたそうだ。屈辱だったかもしれないがインテルのCEOの胆力に拍手を送りたい。是々非々のインテルに期待がもてる。 ⑤インテルにはアメリカがついている。 私が期待するのはこれです。アメリカは半導体分野に踏み込まれると切れます。インテルがファンドリー事業に本腰を入れるのを知ったアメリカの政府機関の職員は沸き立ったと言います。特に国防省は大変喜んだそうです。TSMCもサムスンもアメリカに工場を作り税控除を受けますが、でもやはりアメリカ企業のインテルがもっともアメリカ政府の大盤振る舞いの恩恵を受ける事になるでしょう。 以上が「インテル逆襲」の理由であります。
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世界で唯一AI相場に乗れてないインテル、それをエヌビィアとTSMCで紐解く。

世界で唯一AI相場に乗れてないインテル、それをエヌビィアとTSMCで紐解く。 まずは、現在のマーケットから見ていこう。ビックニュースで「ホワイトハウスと共和党、債務上限問題で原則合意」が出てきた。これはマーケットには好材料である。ただ合意できたとしても議会で否決なんて起こる可能性があるからまだ注意は必要だと思います。AI相場と債務上限問題の好転で今日の日経も上げています。 さて本題の「世界で唯一AI相場に乗れてないインテル、それをエヌビィアとTSMCで紐解く」の本題に入ろう。日本株を見渡してもAI関連はほぼ全て上げている。投資家は目ざといね。出遅れ株が無い。日本ではマイクロスフトやグーグルだとかのAIのプラットフォーマーはいない。AI相場の恩恵を受けるのは半導体銘柄だけだ。ただその恩恵にあずかる半導体製造装置銘柄や部材銘柄がほぼすべ上がっている。日本でAIのプラットフォーマーになれる可能性があるのが規模的人材的にみたらNTTかソニーあたりしかない。ただ米中のテック企業とは投下資金が桁違いで勝負にはならない。半導体の元であるシリコンウエハーの信越化学から後工程のパッケージングを行うイビデンまであがっている。あの弱い立場のルネサスまであがっている。海外でもサムソンやTSMCも上げ。アメリカの半導体株も上げ、AIのプラットフォーマーのGAFAMも上げている。仮想現実で大失敗したメタまでもあがっているのにはまいった。 でも唯一ありました。AI相場で上げてないどころか、エヌビディアの好決算で下げた銘柄があります。それがCPUの王者インテルであります。あの「インテル入ってる」のインテルであります。 エヌビディアの好決算で逆に懸念が高まってインテルは逆行安になりました。その要因は 「エヌビディアの決算を受けて半導体関連株に軒並み買いが膨らんでいるが、インテルは売りが強まり逆行安となっている。インテルには、企業のデータセンターの予算が、同社の強みである中央処理装置から、エヌビディアが独占するグラフィックス処理装置へとシフトしているのではとの懸念が高まっている。エヌビディアのフアンCEOは決算説明会でコンピューター業界は世界のデータセンターの再編成の始まりにあると述べた。アナリストはデータセンター内でのAI関連の需要がもたらすリスクを指摘しつつ、インテルにとってエヌビディアの決算は複雑だと指摘。AI投資の高まりは短期的に、データセンターの需要を共食いする可能性が高い」 CPUとGPUの戦いがインテル安の原因です。 実は20年前にも 「CPUとGPUの戦い 」は起こっていました。画像を見てください。これ、私がファイナルファンタジー11をプレイするために買ったグラボ(GPU)です。「よくこんな20年前のグラボの箱持ってんなW」と失笑された方も多いかもしれませんが、田舎なもんで置く場所は沢山あります。カノープスが販売していたものです。そこに小っちゃく「エヌビディア」と書いてあります。箱も段ボールでショボイです。昔のエヌビディアはゲーマー向けのオタ臭満載の企業だったんだよ。でも「GPUがCPUの機能を食うかもしれない」と半導体アナリスやゲーマーはいっていた。私もそう思った。ただその当時の私はエヌビィアの株を買う決断力と資金力が無かった。 スマホもない時代でウィンドウズ全盛時代だから半導体の価格決定力はまだインテルが握っていたんだよね。そこ出てきたのがスマホです。そこからTSMCが急速に力を伸ばしていきました。当初はただの下請けでしたが一気に立場が逆転して半導体の価格決定力をTSMCが持つことなりました。そして仮想通貨のマイニングやAI分野ではCPUよりGPUが向くと分かりエヌビディアも急速に力を付けました。 そんな布石があってインテルは今回のAI相場に乗れなかったのです。 話が長くなったので次回の記事で「インテルの逆襲」を書いてみます。
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日本株は調整局面だが、世界的に吹くAI物色は強烈。半導体は1~3月期が底。

日本株は調整局面だが、世界的に吹くAI物色は強烈。半導体は1~3月期が底。 日経平均には色々な指数で過熱感は出ている。この2日間の日経を見ていると確かに利益確定売り銘柄も多い。アメリカの債務上限問題などもあるので、当然利益確定売りも出やすい。しかし昨日の朝にAIの王者エヌビディアがサプライズ決算を出してきた。時間外取引で大幅高。それを材料に半導体株が大幅になった。昨日の日経平均上昇起用度では、アドバンテスト、東京エレク、信越化学となった。典型的な半導体相場になった。やはりAIの王者エヌビィアが市場に与える影響は凄いね。 アドバンテスト、東京エレク、信越化学も1~3月期は悪かったよ。サムスンにいたっては半導体部門は1~3月期は14年ぶりの4600億円の大幅赤字だった。しかし悪かっただけに、半導体銘柄はコツンと底を叩いたて最悪期は脱したとも思った。そこに来たのがエヌビィアのサプライズ決算ですよ。 今日は相場はその上がった株をさらに買って空売り勢を焼き尽くしにきた。対中半導体規制で新たに空売りに参加していた人も焼き尽くされたと思う。 確かに今年になってChatGPTやマイクロソフトのチャットAIが話題になり世間から注目されだした。しかしAIが世間で注目されるのと収益化できるのは別問題でAIでの収益化はもっと遅くなると思っていた。Excel、Word、PowerPointをAI化したMicrosoft 365 Copilotをリリースした後くらいに、本格的なAI収益は出ると思っていたが、予想より早くAIで収益化できる企業が現れた。それがビンラディン捜索にも活躍したデータ解析大手パランティアだったりエヌビディアだ。テック企業がこぞってAI開発に躍起になっている。それにはデータを蓄積するサーバーやGPUやCPUが必要だ。そのいずれにも半導体は必要だ。半導体銘柄は新しい世界に入ったと思う。
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株価が高値圏にある時はポートフォリオの見直しの絶好のチャンンス。

株価が高値圏にある時はポートフォリオの見直しの絶好のチャンンス。 窓を開けて上昇してきた日経平均。3万円を軽く超へ、バブル以来の33ぶりの高値も更新。一時は3万1千円台まで上がった。ただ今回の上げ相場が調整局面入りしたかなと個人的には思っている。昨日の下げも対中半導体規制で半導体株が下げたから日経平均も下げたって解説だったが、対中半導体規制なんて昨年から言われて事でそれ程のニュースでもない。純粋に利益確定売りだろう。GPIFの売りも一部ささやかれていたけど真相わわからない、 やはり利益確定売りが昨日の相場の一番の下げ要因だろう。 私が個人的に今回の上げ相場が調整局面入りしたと思う理由は。紙パルプセクターが上げた事だ。相場の循環物色の最後に紙セクターがなりやすい。景気敏感株が上げ鉄鋼が来て紙パルプで終わるパターンが多い。あくまでも話は今回の上げ相場の事などで調整は短期で済むと思っている。アメリカの債務上限問題が終われば日経平均も動意づくと思う。 本題の「株価が高値圏にある時はポートフォリオの見直しの絶好のチャンンス」を話そう。 大体の人は今回の上げ相場でポートフォリオは含み益がでていると思う。ただ中には長期塩漬けになっている銘柄や売り損ねた巣籠銘柄もあるだろう。特定口座の含み益が出ている銘柄と含み損が出ている銘柄を売って損益通算する良い機会である。株を長らくやってる人は特定口座をお持ちであろう。あくまで損益通算するのは特定口座でNISA口座ではないです。そもそもNISA口座と特定口座は損益通算できないし、NISA口座は長期運用を前提にしたものです。 NISA口座は老後まで大切に持っておいて下さい。NISA株は増税を目論む財務省からの数少ないプレゼントです大切に使いましうょ。時々NISA枠を短期取引で使ってしまう人がいます。利益が出てもキャピタルゲインが無税になるだけです。それではあまりにもったいない。インカムゲインも無税と言う旨みを享受できていない。下手して下落してしてしまえばキャピタルゲインの旨みすら享受できない可能性もあります。 一旦株をキャッシュ化しておくだけで株価の下落ヘッジはできます。これが個人投資家の株の下落ヘッジの最良の方法だと思います。株価調整が終わった後にどの株を買うかを勉強しておいて下さい。
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指数買いか、個別株買いか、を見分けるのは簡単。ソフトバンクG,信越化学をチャックするだけ。

日経平均が3万円超えましたね。僕の理想は日柄調整をして過熱感を落として3万円突破だったが、外国勢の実需の買とショートカバーで一気に3万円を突破した。先物や信用取引の短期筋の買いより、実需(現金)の長期勢の買いはやはり迫力がありますね。そし...
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今のマーケットは、売り方を焼き尽くす実需の買い相場、ただ過熱感があるので日柄調整は必要。

今のマーケットは、売り方を焼き尽くす実需の買い相場、ただ過熱感があるので日柄調整は必要。 日本の株式市場は好調だね、実需の買いが確実に入っている。今日の終値で29,626円である。大台の三万円突破も視野に入ってきている。ただ過熱感があり上昇スピードも早すぎている。この勢いのまま三万円を突破できたとしても、 三万円台維持は瞬間的で数日で三万円割れになるだろう。それでは日本の株式市場にとってあまり意味のないものになる。数週間の日柄調整をし過熱感をさまし余力を持って三万円の大台を突破するのが理想である。前回の三万円突破時は滞空時間の短いものであった。だからこそ日柄調整で過熱感を抑える必要がある。 「貯蓄から投資へ」を標榜する岸田政権にとっても「日経は三万円以上」というコンセンサスを一般市民に植え付けたい筈だ。 テクニカル的な下値抵抗ラインを作るよりも、一般市民の感覚による「日経は三万円以上という」コンセンサスを作る事の方が大切だと思う。
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富士フイルムが好調だ。その要因は柔軟性と絶妙なポートフォリオにあり。

富士フイルムが好調だ。その要因は柔軟性と絶妙なポートフォリオにあり。 先ほど載せた米債務上限問題は食いつきが悪かった。9人しか見てくれなかった。私はワードプレスで独自ブログを書いて、それをコピペしてポストプライムに載せている。ポストプライムに載せるのは、緊急性が必要とか動画を載せる以外はすべてワードプレスで書いた独自ブログです。 米債務上限問題も様々なニュース素材を参考にし、それを咀嚼して、自分の経験や予想を入れながら記事をつくりました。割と自信のある記事だったのですが評判は良くなかったです。自分の集客力のなさと、 米債務上限問題はまだ早すぎるテーマだったのが原因だと思います。もう少しすれば米債務上限問題は大騒ぎになると思うので、またその時に記事にします。 さて、本題の富士フイルムである。富士フイルムの株式セクターはどこでしょうか? 「精密機械でしょ!」 違います。 「電気機械でしょ!」 違います。 実は化学セクターなんだよね。意外でしょ。ネガフイルムや現像工程で必要になる液体が化学品なので化学セクターになったのだろう。 フイルムカメラからデジタルカメラに急速に代わりフイルムの売り上げが激減した。「富士フイルムはもう斜陽産業化しただろう」と言われるようになった。しかし富士フイルムにはフイルムの売り上げで築き上げた莫大なキャッシュと「写るんです」などの画期的な商品を生む柔軟さと複写機などの精密機械部門もあった。その莫大なキャッシュで着々と企業買収をし医療機器や薬品や半導体分野に進出してポートフォリオをバランスよく広げていった。デジタル分野はデータさえあれば模造されるが、化学分野は化学品のデータだけを盗まれても模造は難しい。化学分野は製造工程に経験や要領がいり、また全行程を盗まれないように工程を細分化し技術の流出阻止に力を入れた。そしてプリンター付カメラの「チェキ」なども紆余曲折はあったが、アナログ感が若者に受けて大ヒットしている。とにかく今の富士フイルムは化学と精密機械のバランスが絶妙なのだ。 富士フイルムは昭和時代にフイルムで築き上げた莫大なキャッシュを上手く使ったといえる。こんな柔軟な企業はめったにない。 富士フイルムが今どんな会社かを数式にしてみた。 (ジョンソン・エンド・ジョンソン÷6)+JSR+シャープ≒富士フイルム である。その数式で余計分からなくなたぞと思った方に説明します。 薬品と医療機械を扱うジョンソンエンドジョンソンの6分の1、それに半導体部材を扱うJSRと複写機などを扱うシャープを足した企業です。 ジョンソンエンドジョンソンの選定に迷わなかったが規模を6分の1に補正した。JSRか日東電工にするか迷ったが日東電工は扱う部材が多いのでJSRを選定、シャープにするかキヤノンにするか迷ったがキヤノンは半導体露光装置も作っていて一級品のカメラもあり会社規模も大きいのでシャープを選定しました。 日米の株式に精通して投資歴も長い人には納得できる数式だと思います。 富士フイルムを表すもっと適切な企業や数式あればコメント下さい。
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政治の世界はどう転ぶか分からない。米債務上限問題に注目を。

政治の世界はどう転ぶか分からない。米債務上限問題に注目を。 政治の世界はどう転ぶか分からない。ちょっとした政治家の発言でマーケットを大幅に動かしてしまう。一番典型的な例としては、アメリカのリーマンショック時のペロシ下院議長の発言だ。緊急経済安定化法という最大約7000億ドルの公的資金を投入して、金融機関の不良資産を買い取るこという案が持ち上がり、議会と政府が法律案に合意もできていた。マーケットも当然法案通ると思っていたし、一般の人も法案は通ると思っていた。しかし結果はまさの否決。それを受けダウは終値で777ドル安の史上二番目の下げ幅を記録した。否決の原因はペロシ下院議長が採決前にブッシュ大統領の政策を批判したことで共和党議員が反発しためだ。私も朝起きてダウの下げを見てショックを受けた。もちろんその日の日経も下げ、一日で資産が2割ほど減った。政治の世界はどう転ぶか分からないと実感したし恐怖も感じた。 今回の政治問題は6月1日にリミットを迎える米債務上限法案である。また米債務上限法案 である。過去に2011年、13年、15年と3回のデフォルト危機があった。11年はデフォルト直前で債務上限法案が成立。13年と15年は債務上限の運用停止という対応などで乗り切ってきた。 15年の債務上限問題の時は一時行政サービスが停止して混乱も起きた。 今回も米債務上限法案は揉めそうである。小さな政府志向の共和党と大きな政府志向の民主党でだいぶ乖離がある。 注意すべきは過去3回の債務上限問題と今回の債務上限問題には大きな違いがある事だ。過去3回の時は比較的アメリカ経済は平常な時であった。しかし今回はインフレと地銀からの預金流出問題が起きている非常時である。FRBによる大幅な利上げによって地銀は保有する米国債などの投資債券に大規模な含み損を抱えている状況にある。FRBはインフレ抑えるために利上げせざるを得ず、しかしそれをすると地銀などが保有する債権が下がり 含み損を抱えてしまう。アメリカは悪循環に陥っている。運用を債権に頼る地銀はどこも苦しい状態だ。しかも過去3回の債務上限問題時期よりもSNSの利用が盛んになっていて、情報の伝達スピードが格段に早くなっている。「○○銀行が危ない」と言う情報が SNS で拡散されると、あっという間に預金流出が起きて経営破綻になる。 市民がデフォルトと言う言葉に敏感になっている今、 米債務上限法案で揉めると厄介な事になると思う。 米債務上限法案は政治家が決めるので、どう転ぶか分からない。  しばらくは米債務上限法案から目が離せない。
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AI時代でもエッシャルワーカーは確実に仕事はある。

AI時代でもエッシャルワーカーは確実に仕事はある。 コロナが蔓延していた時期にテレワークが推奨された。大企業の事務系の仕事などではテレワークが可能であった。しかし、ほとんどの企業ではテレワークは無理だった。出社しないと効率があがらなかったり、どうしても人間の経験や手作業や要領が必要だったりするからだ。いわゆるエッシャルワーカーである。 世間の風潮は「エッセンシャルワーカーが負け組、テレワーカーが勝ち組」といった感じだった。 テレワーカーは「通勤しなくてよくなったし、ラフな服装でも仕事が出来て楽になった」と誇らしげに語っていた。医療現場や作業現場で働くエッセンシャルワーカーを下に見ていた。 私はコロナ蔓延期に汗をビッショリかいて防護服で仕事する医療関係者に感動したし、作業現場で働く作業員などにも拍手を送ったが世間の目は違っていた。テレワークこそ、これからの働き方と行政も政治も未だにテレワークを推奨している。 しかし時代は急速に変わった。AIの台頭である。テレワークで出来るくらいの仕事は、もうAIがする時代になったと思う。「会社の業績をエクセルに起こし、それを分析してプレゼン用のレポートを出す」くらいの仕事だと、もうAIが全てやってくれる。資料を見てAIが分析し文章化してレポートを作ってくれる。 AIの台頭で一番先に仕事がなくなるのはテレワーカーですよ。 逆に エッセンシャルワーカー は経験と要領がいるのでAIでは太刀打ちできない。AIが患者に注射打てますか?電気工事の配線できますか?左官のようにコンクリートうてますか?できないでしょ! 今からの時代、へたな事務的な仕事選ぶより手に職を付けてエッシャルワーカーを選ぶ方が賢い選択だと思う。 ちなみに私の知り合いの一人親方の左官さんは仕事依頼の電話がひっきりなしにかかってきていて、仕事は大繁盛です。それも公務員以上の高給取りです。雨の日は休みで悠々自適の生活をおくっています。少子高齢化の日本では手に職を持つ職人が大幅に不足しています。
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