
信越化学、会社予想のドンピシャの決算。二期連続の最高益。
信越化学、会社予想のドンピシャの決算。二期連続の最高益。
アドバンテストの決算が良くなかったので、ほんの少し心配していたが。流石は信越化学、「斜め上を行くピカイチの決算」をだしてきた。アドバンテストの場合はハイエンドのEUV露光装置向けの製品が主力でASMLの決算と連動しやすいので決算が悪かったのっだと思う。スマホの買い替えサイクルが長くなり、ハイエンドの半導体の需要は落ちてるのかもかもしれない。しかし汎用半導体を含めた半導体需要は旺盛である事が分かった。
信越化学が4月27日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比46.9%増の1兆202億円に拡大し、2期連続で過去最高益を更新した。とうとう経常利益は1兆円を突破した。なお、24年3月期の業績見通しは開示しなかった。同時に、今期の年間配当は未定とした。 24年3月期の業績見通しを開示しなかったのは慎重な信越化学らしい対応だ。
直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比4.0%減の1959億円に減り、売上営業利益率は前年同期の33.2%→29.4%に低下した。厳しかった半導体を 4.0%減でしのいだののはさすがだ。
塩ビと半導体の動向に希望がもてる決算だったと思う。