2022-03

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中国株急反発のまとめ。やはり中国の劉鶴副首相の「市場に有利な政策」を積極的に打ち出すべきだと強調したのが起点。

中国株急反発のまとめ。やはり中国の劉鶴副首相の「市場に有利な政策」を積極的に打ち出すべきだと強調したのが起点。 香港大引け:4日ぶり急反発、大商いで20000ポイント超え  16日の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに急反発。終値は前日比9.08%高の20087.50ポイントだった。中国企業指数は12.50%高の6889.45ポイント。メインボードの売買代金は概算で3097億9000万HKドルと、3000億HKドルを超え売買を伴って上昇した。  ハンセン指数は15日のNY株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、ほぼ全面高で始まった。前日のハンセン指数終値は2016年2月12日以来およそ6年1カ月ぶりの安値圏だっただけに、足元で下げがきつかったハイテク株を中心に買い直しが入った。中国の劉鶴副首相がきょう開いた資本市場の問題を検討する会合が、中国企業の海外上場を支持する方針を示し、関連当局が「市場に有利な政策」を積極的に打ち出すべきだと強調したことも買い安心感を支えた。指数は後場に一段高となり、心理的節目の20000ポイントを上抜けて終えた。 特にハイテク企業の上昇が目立つ ハンセン指数構成銘柄では、大型ネット株のJDドットコムと美団、テンセント、アリババ集団がそろって急反発。アリババ集団子会社の阿里健康、オンラインゲームのネットイースの上昇率は20%を上回った。 中国当局は北京オリンピック後の景気対策を入念に計画していたもうよう。 中国は北京オリンピック後の景気対策を入念に計画していたようだ。ウクライナ危機と言うイレギュラーな事態が起こったがひとまず米ロと西側の決定的分裂懸念が後退した形だ。ハイテクのきつ過ぎた引き締めや下落もひとまず落ち着きそうだ。中国株の急反発を受けてソフトバンクGなども後場急激に上昇して終わった。
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ロシア亡き後に輝く商社株、穀物、食糧に強い丸紅は盛夏を満喫。

ロシア亡き後に輝く商社株、穀物、食糧に強い丸紅は盛夏を満喫。 ロシアが北から攻め込みキエフを狙うとは予想外だった。そしてロシアの侵攻にたいして西側がこれだけまとまるとは思わなかった。西側の良心と結束力は確かな物である。地球上でロシア無き世界を模索していて、返り血を浴びる覚悟もある。プーチンは西側がこれほどまとまるとは思ってもみなかったと思う。国際金融、西側の物流、商品無しではロシアはもたないだろう。これだけの非人道的で非民主的で非資本主義的な事をやったロシアを停戦が成立しても西側は許さないだろう。プーチン政権が崩壊しない限り西側の制裁は続くであろう。 購買力のないロシアの悲哀。 ロシアは軍事大国だが経済大国ではない。西側企業もロシアの経済規模を考慮に入れて、ぞくぞく撤退している。高々1パーセント位の利益で企業のブランが毀損されるのは御免だ!とばかりに西側はロシアから撤退し、とっくに特損を計上してロシアを見限っている。 あらゆる資源が高止まり。 世界からロシアが無くなるとあらゆる資源が高止まりするだろう。しかし原油は最悪のシナリオを織り込んで落ち着くと思う。鉱物は高止まりするが暴騰にはならないと思う。しかし穀物だけはこれからもジリジリと値上がりするだろう。原油や鉱物は人の手がほとんどいらないのだ。価格が安くなれば即、採掘縮小ができ、価格が高くなれば即、採掘増強ができる。ただ穀物(アグリ)だけはそうにはならない。畑を耕し、水源を確保し、種を植え、たい肥をやり、収穫、脱穀、輸送をして市場に出るのだ。ロシア、ウクライナが大混乱している状況で穀物の収穫は難しいだろう。 穀物に強い丸紅。 最近の丸紅の株価は強い。丸紅と言ったら穀物とロッキード事件である。幼児期にロッキード事件を知っている私は丸紅にあまり良い印象をもっていなかった。しかしロッキード事件から40年余りたち、私の丸紅の嫌悪感が薄まってきた。そして先日丸紅株を買った。丸紅の売り上げ比率を見て欲しい。 食料20、アグリ44、化学品6、エネルギー7、情報・不動産6、建機・産機・モビリティ他17である。とにかく食料やアグリ(穀物部門)が強い。ロシア亡き後商社を買わないのは逆にリスクである。あのバフェットも三菱商事と三井物産を買い増ししたそうである。 三菱商事と三井物産も魅力的であるが、穀物に強い丸紅は私にはより魅力的に見える。 これが丸紅の日足である。
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日揮HDや千代建や東洋エンジニアリングなどのエンジニアリング株には手を出すな!

日揮HDや千代建や東洋エンジニアリングなどのエンジニア株には手を出すな! 今日は日揮HDが1,373円の前日比+132(+10.64%)千代健が423円の前日比+53(+14.32%) 東洋エンジニアリングが631円の前日比+41(+6.95%)とエンジニア株が大幅高になっている。買われた理由はロシアからパイプラインで送られなくなったLNGを貯める設備増強やロシア以外のLNG生産能力の増強が強まる観測でエンジニア株が買われたのである。特にヨーロッパなどは暖房用エネルギー消費が増す来冬までに LNGを貯める設備を欲している。エンジニア株を短期で勝負するのは有りだが、中長期で持つのはお勧めしない。とにかくエンジニア株は業績が安定しない。岩盤の状態や気象条件などが絡み合いコストが予定より大幅に高くなり、しかも工期遅れが頻発する業界なのだ。昔、東洋エンジニアリングを持ってい難しさを痛感している。千代健なども一時経営危機もあった。 「仕事はあれど儲からず」がエンジニアリング会社なのである。 インフレや資源高や穀物高を予想するなら素直に商社株を買ったほうがよい。しかも利上げ観測もある。竣工から完成まで時間がかかるエンジニアリング会社は借金で事業を継続している。発注者からお金が振り込まれるまでのエンジニアリング会社の金利負担は重くなるだろう。 これが千代健の業績である。とにかく安定していない。
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資源高はしばらく続く、しかし原油価格は落着きを取り戻すと思う。

資源高はしばらく続く、しかし原油価格は落着きを取り戻すと思う。 ウクライナ紛争で資源高はしばらく続きそうで、特に穀物はしばらく上がるだろう。しかし原油は1バレル120ドルあたり、時間にして2週間あまりでピークアウトすると思います。 1バレル 100ドルにコールオプションがあったてのショートカバーだと思います。100ドル以上は踏み上げ相場でかつがれただけだとおもいます。某証券会社が 「1バレル 200ドル になる」なんてレポート出してたけどいい加減な予測だと思います。暴落はしませんが原油価格は落ち着いくるとおもいます。 産油国も一枚岩ではないのです。世界中に闇の原油はあるのです。経済破綻しているベネズエラなんて原油を売りたくてしょうがないと思いますし、イランの核合意もあります。そしていざ原油価格が高騰となればアメリカもシェールオイルも増産してくるでしょう。こうなれば脱炭素だの脱原発などと言わなくなります。欧米もわりといい加減な所があります。海千山千のオイルブローカーが欧米やインドや中国などに石油を売るでしょう。ただドル決済ができないので現金商売になります。 コロナの初期の頃を思い出して下さい、WTIの原油価格がマイナスになりました。お金あげるから原油を処分してって事です。原油は吸い上げているのではなく勝手に噴き上るものなのです。勝手に噴き上がってくるので石油を消費してくれないと石油会社も困ります。それに石油のパイプラインは一定程度流れていないと詰まってしまうものなのです。 以上の観点から原油価格は落ち着い来ると思います。 スポンサーリン
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コモディティー高騰、インフレ、でも上がってない物がある。

コモディティー高騰、インフレ、でも上がってない物がある。 私は去年末からのインフレやコモディテー高騰を克服できる銘柄を紹介してきた。天然ガスや石油の高騰に備えての中国石油天然気、光熱費の高騰に備えての原発銘柄、非鉄金属の高騰に備えての住友金属鉱山を推奨してきた。 手前味噌ではあるがどの銘柄もドンピシャで当たり値上がりした。 ここにきてウクライナ紛争が起こりコモディテーの高騰はさらに進むと思う。穀物、天然ガス、石油、非鉄金属など資源と穀物大国であるロシアとウクライナからの輸入が滞り高騰すると言われているし、実際値上がりしている。しかし世界が見落としている唯一のコモディテーがある。それが木材である。木材は去年のウッドショックから落着きを取り戻しているが、しかしウクライナ紛争によって木材もすぐに高騰すると思う。ロシアは世界一の木材大国でもあるからだ。また手前味噌になるが私が推奨した住友林業も上昇してくると思う。ウクライナ紛争はそう簡単に解決できないと思うので、短期でも長期でも住友林業はお勧めである。
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塩野義の経口薬が「条件付き承認」されても好材料出尽くしで値下がりしないと思う理由。

塩野義の経口薬が「条件付き承認」されても好材料出尽くしで値下がりしないと思う理由。 塩野義製薬は開発が終わり治験中の経口薬を厚生労働省に製造販売承認を申請した。条件付き承認にはなるが朗報である。塩野義製薬の手代木功CEOは今の日本で一番忙しく重要なCEOと言ってよい。社員の八割を新型コロナ薬に投入して勝負に出ている。日本中が待ちに待った国産の新型コロナの経口薬が生まれようとしている。 塩野義の経口薬を整理してみよう。 新型コロナの経口薬はすでにファイザーの「パクスロビド」とメルクの「モルヌピラビル」が完成していている。 「パクスロビド」 「モルヌピラビル」 も重症化予防用に使う薬で、最後の砦といった使い方をする。処方も重症化リスクを持つ患者が対象になっている。一方の塩野義の経口薬は重症化リスクのない患者にも投与でき、承認されれば12歳以上であれば広く投与できるようになる。研究室レベルの分析ではオミクロン株にも有効という。しかも治験では、12歳以上の軽症から中等症の感染患者に1日1回、5日間投与した428人分のデータを解析したところ、服用3回目で体内のウイルス量を低下させる効果が確認され、陰性になるまでの日数が2日ほど短縮できると言われている。具体的なウイルス減少の数値は薬の投与を1日1回、3回受けたあとでは、感染性のあるウイルスが検出された人の割合が、薬の用量が多い場合には80%、用量が少ない場合は63%減少しています。 まず経口薬という事、ワクチンの接種の有無に関わらず投与できる事、副作用が少ないという事、服用は1日一回という事など塩野義のコロナ治療薬はずいぶんと処方しやすい薬だと思います。 塩野義のコロナ関係の材料は目白押し。 塩野義の経口薬が「条件付き承認」されても好材料出尽くしにはならないのは材料の山があるから。経口薬だけのスケジュールだけでも凄い。まずは条件付き承認から正式承認、政府の買い上げ、米食品医薬品局(FDA)・欧州医薬品庁(EMA)から承認を受けての世界展開などがある。 そして経口薬以外にも、新型コロナワクチン開発。鼻に噴霧するコロナワクチン開発。島津製作所と共同で進める下水モニタリング等楽しみな材料が目白押しである。 塩野義の経口薬が「条件付き承認」されても好材料出尽くしで値下がりしない理由。 ①上記に書いた様に、 塩野義のコロナ関係の材料は目白押し である事。 ②塩野義が売上が3000億くらいの比較的小型の株である事。 売上が10兆のメガファーマであるファイザーの株価の上昇が2、3割だったのに対して、小型のモ  デルナの株価は2018年12月の上場時と比べて26倍超になった。小型薬品株が超大型薬を生むと凄いことになる。 ③損得無しで塩野義に投資をする人が出てくる。 「塩野義よくやった」と損得無しで投資をする人が多くいる。実際に富裕層には社会貢献をした会社の株を買う篤志家的な人が多くいる。 ④ホワイト銘柄ファンド、イノベーションファンドなどに組み込まれ、数多くの株価指数にも採用されるだろう。 ⑤イメージアップで優秀な人材が多数入社してくるだろう。 国民を苦しめたコロナである。それを救った会社に入りたいと言う学生が塩野義に押し寄せると思う。 ⑥株の投資家は挑戦する会社、イノベーションを起こす会社が好きである。 安全志向の人は貯金する。株を買う投資家は挑戦する会社やイノベーションを起こす会社が好きである。スマートフォンを作ったアップルなどがその典型である。 以上が 塩野義の経口薬が「条件付き承認」されても好材料出尽くしで値下がりしない理由であります。
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