
今回の世界的な株安はアメリカのQT早期化懸念が震源地。
今回の世界的な株安はアメリカのQT早期化懸念が震源地.
今年に入って私のスイングトレードは好調だ三菱UFJ、日立建機、住友金属鉱山の買いで小銭を稼いだ。三連勝だった。しかし、三菱UFJ以外はぎりぎりで難を逃れた辛勝といった感じだった。昨日の日銀の経営戦略決定決定会合が不気味で昨日の全ての株を前場で手仕舞った。日銀の経営戦略決定決定会合は予想の範囲だったが、後場はナスダック先物安で日本株は崩れた。市場はテーパリング、利上げまでは織り込んでいたと思うがアメリカのQT早期化観測までは織り込んでいなかった。それでナスダック先物は崩れたといってよい。QTとは簡単に言えば中央銀行が資産を吐き出すと言う意味だ(乱暴な言い方だが簡潔で理解しやすいと思う)。 テーパリングは中央銀行が資産をあまり買わないと言う意味と受け取ってもらってよい。利上げはもっともわかりやすくて金利上昇だ。
このQT早期化観測でナスダック先物が崩れて世界的な株安につながったと思う。
激しいインフレでFRBも打つ手無しで、塩梅が分からない状態。
FRBの理想的には「株価を一割程度下げてインフレを抑制したい」であろう。が、この塩梅が難しい。パウェルFRB議長も「ガソリン価格は下げろ、しかし株は平穏に」と言う政治家の無責任なプレッシャーでグダグダ。ウォーラ理事もいい加減でアバウトでマーケットが混乱している。それを記者が記事に書く、ウォール街も兜町もそれに乗っかって取引するていたらくである。 ウォール街も兜町も世間で言うほどエリートでは無いと思う。(特に兜町は数字に弱い、そもそも日本の経済学部の受験でほとんど数学がないのがおかしい)その証拠に両者とも世間で尊敬されてないし、名うての個人投資家の方が腕は上だ。この局面では空売やオプション取引が有効である。
この局面であえて買うとすれば中国のペトロチャイナ、日本のエネオス、信越化学、ソニー アメリカのスリーエムであろう。